DeNAが今年2000安打を達成したアレックス・ラミレス外野手(38)に事実上の戦力外通告をしていることが明らかになった。今年で2年7億円プラス出来高(推定)の契約が切れ、現在は二軍生活が続くラミレスに対し、球団側は本拠地最終戦での引退セレモニーを打診したというのだが――。
「球団として現役をウチで終えるなら、シーズン終盤に花道を用意する意向だった。だけどラミレス側が現役続行にこだわり『遠慮したい』と言ってきた」と明かしたのは球団関係者。日本球界に多大な功績を残した打者に最大限の誠意を示した格好だが、ラミレスの返答は「NO」だった。
2001年にヤクルトに入団し巨人、DeNAと渡り歩いたラミレスは今年4月6日、外国人選手初となる日本通算2000安打を達成した。DeNAとは11年オフに2年契約を結んだが、双方が望んだ場合は1年延長のオプションがあった。
だがラミレスは偉業達成で燃え尽きたのか、今季は出場55試合で打率1割8分5厘、2本塁打と低迷。さらに左翼守備に難もあるため、7月12日の阪神戦出場を最後に二軍落ちとなった。
ラミレスは「二軍で打撃の調子を戻す」と意気込み、二軍では26試合に出場し打率3割1厘、3本塁打と好調を維持している。だが、高田GMは「下ではDHで打席数があるから打てるけど、上での代打1打席では難しい。あの守備ではスタメン出場はできないし」と一軍昇格を否定した。
DeNAでの契約延長が見込めない以上、ラミレスとしてはDH制のあるパ・リーグ球団に活路を見いだすしかない。これまで高年俸がネックとなっていたが、現役にこだわるラミレスとしては、条件面での大幅な譲歩も辞さない構えだ。
パ球団にとっても人気者のラミレスは集客やグッズなど営業面での貢献も期待できる。ラミレスが日本での14年目シーズンに挑めるかどうかは今オフにかかっている。
ボートレース住之江で開催されていた「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」は16日、第12Rで優勝戦が行われ、インからコンマ09のトップスタートを決めた中里優子(埼玉)が逃げ切り快勝した。
「GⅠ第56回オールスター競輪」は17日、最終日を行った。決勝は地元の後閑信一(43)が、2角まくりを決めて優勝。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。
南関東4競馬場の全レースと全国の地方競馬(一部)を発売する会員制場外馬券発売所・F-keiba(エフケイバ)木更津にミス東スポが来場。当日メーンレース「日本テレビ盃(JpnⅡ)」を中心に大胆予想を披露する。