28日に最終回を迎えるNHKの大ヒット朝ドラ「あまちゃん」に、ミステリアスな出来事が起きていた。最終回まであと2週間に迫った14、15日にかけて、ヒロイン・天野アキ役の女優・能年玲奈(20)のオフィシャルブログのコメント欄に「最終回も面白かったです。お疲れ様でした」などとの書き込みが、多数出現したのだ。じぇじぇじぇ~!! ひょっとして“未来からの投稿”? 一体どういうことなのか――。
問題のコメントは14、15日の2日間にわたって40件近く書き込まれていた。「素敵なドラマを有難うございました!! 感動しました」「あまちゃんには感謝でいっぱいです」「最終回よかった。ぜひぜひ続編お願いします!!」等々、最終話を見てきたような書き込みがズラリ…。
これには「もう最終回が流れている地域があると聞いてびっくりしました。それとも未来人なのでしょうか!? 何にせよネタバレしてないので優しい人たちですね」との書き込みや「いつの間に終わったんですか? 見れなくて残念」などと混乱する「あまちゃん」ファンも続出した。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこの“未来人”からのコメント書き込み現象に、「サクラ業者が『あまちゃん』の最終回に合わせて掲載する予定だったコメントを手違いで送信してしまったのでしょう」と推測する。サクラ業者とは一体、どんな組織なのか。
「事業概要をウェブマーケティングとうたっていたり、インターネットで『コメントを書いてお小遣いを稼ぎませんか』などと求人を出している小さな企業が多いようです。芸能人ブログはほぼ100%、このテの業者による書き込みですね」という。なんとも驚かされる事実だが、この話はここで終わらない。芸能人のブログを運営している会社は、ストーカーっぽい書き込みやエロ要素のあるコメントを削除するのが仕事と思いきや…。
「コメント数が足りない時は業者による無難な質問や応援メッセージで補完するサービスをパッケージで芸能事務所に売り込んでいるのです。能年さん本人も、まさか自分のブログに業者が書き込んでいるとは知らないと思いますよ」(同)
ただ、業者のミスで保存するはずだったコメントが一斉流出してしまったのなら、“未来からの投稿”は連投されていてもおかしくないが、今回の場合は14、15日と2日間にまたがっており、一般のあまちゃんファンのコメントに交ざって散見される。
「コメントの送信時間は予約できるのです。最近は業者も、送信時間をバラすことで一般のコメントとなじませているようですね」というから納得だ。
井上氏によると「業者のコメントにはテンプレート(ひな型)があり、そのうえ“1文字1円”なので、内容はそっけないのに字数稼ぎしているのが特徴。『感動して寝られませんでした。よかったです。頑張ってください。応援します』など、ほかのドラマの感想でも言えるような当たりさわりのないものばかり」という。
サクラ業者の“暗躍”がかえって、能年のピュアなイメージに傷を付けてしまっているかもしれない。
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「GⅠ第56回オールスター競輪」は17日、最終日を行った。決勝は地元の後閑信一(43)が、2角まくりを決めて優勝。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。
南関東4競馬場の全レースと全国の地方競馬(一部)を発売する会員制場外馬券発売所・F-keiba(エフケイバ)木更津にミス東スポが来場。当日メーンレース「日本テレビ盃(JpnⅡ)」を中心に大胆予想を披露する。