JR函館線で貨物列車が脱線9月19日 18時56分
19日夕方、北海道七飯町のJR函館線の大沼駅付近で、18両編成の貨物列車のうち4両が脱線しました。
けがをした人はいませんでした。
この影響で、青森と札幌を結ぶ列車などが運休になっていて、JRによりますと、運休は20日も続く見通しだということです。
19日午後6時すぎ、北海道七飯町のJR函館線の大沼駅付近で、機関車を含め18両編成の貨物列車のうち、6両目から9両目までの貨物車4両が脱線しました。
警察などによりますと、機関車に乗務していた運転士1人にけがはなく、巻き込まれてけがをした人もいませんでした。
JRによりますと、貨物列車は17日に北海道の帯広を出て埼玉県に向かっていたということで、停車駅の大沼駅から発車した直後、レールを切り替えるポイント付近で脱線したということです。
現場では、脱線した車両が右側に傾いて停車していて、JRの社員らが線路や車輪の部分にライトを当てて脱線の状況を確認しています。
警察は、運転士らから話を聴いて当時の状況や事故の原因を調べています。
脱線事故のためJR函館線は、森駅と函館駅の間の上下線で運転を見合わせていて、この影響で、札幌と函館を結ぶ特急列車3本が一部の区間で運休となったほか、青森と札幌を結ぶ急行2本の運休が決まり、札幌から上野に向かっている寝台列車に遅れが出ているということです。
JRによりますと、運休や遅れなどの影響は20日も続く見通しだということです。
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