ヒグマに餌やりか、川にサケ放置 北海道・知床、「危険」と通報ヒグマの餌として河原などに置かれたとみられるサケの死骸=18日、北海道斜里町(知床財団提供) 世界自然遺産の北海道・知床の川で19日までに、ヒグマの餌として置かれたとみられる15匹のサケの死骸が見つかった。自然環境保全に取り組んでいる斜里町の知床財団は、斜里署に通報するとともに、状況を調べている。財団は「人為的にヒグマを集める行為だとすれば非常に危険。やめてほしい」と話している。 知床財団によると、職員が18日午後1時ごろ、斜里町の川や河原で、頭と内臓を人為的に切り取ったとみられるサケを見つけた。周辺ではヒグマが川でサケを捕る姿がよく目撃されており、近年は観光客などによる餌やりやその影響が懸念されているという。 【共同通信】
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