八重洲の新ランドマーク「グランルーフ」20日開業
東京駅の新スポットとしては、赤レンガ駅舎の復元、日本郵便の商業施設「KITTE」など、丸の内口側の話題が多かったが、八重洲口にも新ランドマーク「GRANROOF(グランルーフ)」が20日、オープンする。グラントウキョウサウスタワーとノースタワー、大丸東京店を結ぶ新商業施設で、光の帆をイメージしたグランルーフ(大屋根)の下にレストランやカフェを中心とした個性的なショップ計15店が入る。
主な店舗は、東京初出店となる魚介類や米など山形直送のものにこだわった「YAMAGATA DINING 山形酒菜一」をはじめ、地中海のリゾートホテルを思わせる地中海ビュッフェ「MAISON DE LOBROS BUFFET & DESSERT」、本場香港の料理人が提供するカジュアル飲茶「神座飲茶樓」、茶懐石とフランス料理のコラボレーション「ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮」など数多くのレストランのほか、カメラSHOP、美容院などが並ぶ。
なお、大屋根がかかったペデストリアンデッキは、ノースタワーとサウスタワーの2棟を結ぶ歩行者デッキ。壁面が緑に覆われドライミストなどを取り入れており、癒しと安らぎの空間を提供する。
同施設は、JR東日本が2004年より着工した東京駅周辺整備「東京ステーションシティ」開発プロジェクトのひとつ。「歴史・伝統」のイメージが強い丸の内側に対し、八重洲側は「先進性・先端性」を象徴するような近代的なデザインを創出。これまでにグラントウキョウサウンスタワー(2007年)、グラントウキョウノースタワー(2012年)が開業。2014年には駅前広場が完成する予定となっている。
2013/09/19 11:00【オリコンスタイル】
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