タレが良く絡むのには麺に秘密が…
皆さんこんにちは!今月は「汁なし麺」の特集ですが、今までこんなに集中的に汁なし麺を食べ歩いたことが無かったので、毎回新たな発見があってとても楽しいです。麺、タレ、油の凄くシンプルな構成ですが、バリエーション豊かな味わいに驚いています。
さてご紹介するのは赤坂にある油専門店「ぶらぶら」さんです。グルメ口コミサイトで常に上位にランクインする、東京を代表するお店です。
店内はカウンターメインの清潔感溢れる店内で、女性のお客様もちらほら。またお昼過ぎの時間帯でも賑わっていました。
今回注文したのは「じゃり唐辛子油そば 並盛」(890円)です。ちなみにこちらは麺量が並150g、大盛225g、特盛300gまで同一料金なので、胃袋に自身のある方はぜひ大目のメニューに挑戦してみてくださいね。
カウンターには油そばの食べ方も丁寧に書かれているので初めての方でも安心です。
さて運ばれてきた麺には、フレーク状の唐辛子がふんだんにかかっています。香ばしいいい香りに期待が高まります! 温かいうちによーくかき混ぜて食べます。
まずはじめに口に広がるのは、鰹節の香り。そのあと唐辛子を炒って風味を出したフレークのピリッとした刺激を感じることができます。
麺は50年間製法を変えていないというこだわりのものを使用しています。現在主流となっている製麺方法の工程とは異なる工程によって作られていいて、軽いふわっとした食感が特徴です。だから太さがある割には硬さを感じることが無く、ボリュームがあってもあっという間に完食してしまいました。
また、油そばで楽しいのは卓上の調味料で自分流に味付けができるところですよね。こちらではにんにく、たまねぎ、特製唐辛子、お酢等が揃えられていてワクワクしてしまいました! おすすめは毎朝すりおろして油につけたにんにくだそうです。これをほんの少し入れてみると、がっつりとした味に変化しました。本当にお箸が止まりません。珍しいたまねぎのトッピングも試してみると、シャキシャキとした食感と麺の食感とのコントラストがとても楽しいんです。こういった調味料ひとつとってもすごくこだわりを感じることができました。
最後は鶏スープを丼に注いでほっと一息をついて終わります。スープ割りというよりもスープだけで味わうひとつの料理といった感じです。
油そばってここまで楽しい食べ物なんだと、また気づかされました。
- この唐辛子が美味しいんです
- 初めは何も入れず、徐々にお酢、玉ねぎ、ニンニク、辛味噌などをお好みでくわえてゆきます
- 〆には鶏がらスープ。どんぶりに入れずコップで味わう人もいるとか。納得の味
- スープを飲むとスッキリ。思わず飲み干してしまいました!