酒が主食でも生きていける?
2013年09月20日 08時00分
【イケメンドクター・吉田眞の医学情報のウソ!ホント?】
お勧めできませんが、可能だとは思います。
アルコールにもエネルギーがあり、1グラムのアルコールは7キロカロリーのエネルギーを生み出します。度数5%のビールの場合、500ミリリットルの中ジョッキでおよそ180キロカロリー、つまり“お茶碗1杯分のエネルギー補給”に相当します。また、アルコールを吸収すると脂肪分の蓄積が進むので、「人間の三大栄養素」といわれる炭水化物・脂肪・たんぱく質のうち、最初の2つがアルコールによって補給できます。
問題は、たんぱく質の摂取不足と、アルコールを分解するためのビタミン不足。たんぱく質は筋肉や血液生産の基盤となる物質なので、アルコール中心の食生活は日々の活動性を低下させます。
さらに、ビタミンB1の不足は神経系の活動を鈍らせ、ケイレンや幻覚症状、時に致死的な意識障害を引き起こす「ウェルニッケ脳症」を引き起こします。
肝炎や依存症を避け、カロリーオーバーを控えつつ、栄養を補いながら…で、どうにか生存可能となりますが、ここまでして酒を主食にする意味はゼロでしょう。
☆よしだ・しん=総合診療科医を経て、現在は精神科医。非常勤医師として、刑務所、少年院、ホームレス支援施設、高齢者の在宅診察などに従事し、精神医療のディープな部分につかる。2009年にはラジオパーソナリティーを務めた。ロックバンド「医療講義」のボーカルと作詞・作曲を担当。
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