スウェーデンのカジュアル衣料品店「Ｈ＆Ｍ」は21日、中四国地方で初めての店を広島市中区堀川町にオープンする。近くには商業ビル大手のパルコも新棟の「広島ゼロゲート」を10月10日に開業する。市中心部のファッション拠点としてにぎわいが増しそうだ。

　「Ｈ＆Ｍ　ＨＩＲＯＳＨＩＭＡ」は19日、報道陣に店内を公開した。７階建てビルで、売り場は地下１階から地上５階で延べ約２千平方メートル。女性向けと男性向けの売り場がある。営業時間は午前10時〜午後８時半。21日は午前11時から。

　日本法人のクリスティン・エドマン社長は「集客力の高い魅力的な立地。ファッションの中心地になってほしい」と述べた。

　Ｈ＆Ｍは、最新の流行を取り入れ価格は抑えたファストファッションの大手。国内では２００８年に東京に初出店し、広島は30店目となる。

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【写真説明】若者向けの服が並ぶ「Ｈ＆ＭＨＩＲＯＳＨＩＭＡ」の店内（撮影・天畠智則）