「第４回じゃんけん大会」から一夜明けた１９日、都内で自身初の単独センターを獲得したＳＫＥ４８の松井珠理奈（１６）が現在の心境を語った。
　
　前夜の“奇跡”について、松井は「寝て起きて夢だったらどうしようと思ってました」と苦笑いしていたが、トロフィーを手にした写真が載った新聞を見て「実感しました」と笑顔を見せた。

“姉貴分”の元ＡＫＢ４８篠田麻里子（２７）から祝福メールが届き、松井は「『おめでとう。私のパワーのおかげだね』って。本当にそうだと思います。まりちゃん（篠田）にも『今は子供っぽくしなきゃ』と言われるので、（自身がセンターのシングルは）自分らしさを出したい。大人と子供が入り交じったような。カワイイ系とカッコいい系の両方をできるメンバーはあまりいないと思うので、両方できる人になりたい」と抱負を語った。
　
　勝因について、松井は「握手会で、ファンの方から『みんな笑顔で勝ってるよ』と言われて。それまでにらみ付けてたみたいなんですけど、楽しもうと笑顔でいたことが良かった。ファンの方のおかげです」と感謝した。
　
　じゃんけん大会初の姉妹グループから女王に輝いたが、松井は「天下を取りたいですね。（織田）信長、信長です！」と尾張（名古屋）からＳＫＥの全国制覇を掲げた。
　
　最後にＳＫＥの本拠地・愛知と掛けて「あ、いちい取っちゃった。愛知だけに…」と渾身のギャグを披露したが、報道陣の反応はイマイチ。「スベッたと書いていいですか？」と聞くと、松井は笑顔いっぱいで「はい！　東スポさんだけはいいですよ！！」とオッケーサイン。若き新女王は懐の深さも見せつけた。