社会
原発事故などに備え 海上緊急輸送で協定
(石川県)
志賀原発で重大な事故が起きた場合に孤立化が懸念される奥能登地域。万一の際、海から船で避難したり、物資が運べるようにと、県は19日、漁協や客船の団体と災害時の応援協定を結んだ。県と協定を結んだのは県漁業協同組合と北陸信越旅客船協会だ。協定によって県は、災害が起き、被災地への陸路が使えない場合、海上からの緊急輸送について協力を求めることができる。県では今年見直しをかけた原子力防災計画に基づく住民参加型の訓練を11月16日に予定しており、この応援協定による海上輸送訓練も実施を検討している。
[ 9/19 19:20 テレビ金沢]