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【モータースポーツ】

【WTCC】吉本大樹、鈴鹿スポット参戦決定 チームから1週間前にオファー

2013年9月20日 8時55分

第10ラウンド日本大会

吉本大樹がシートを得たニカ・レーシング。ステアリングはニキエル(WTCC提供)

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 スーパーGTのGT300クラスなどに参戦している吉本大樹が18日深夜、世界ツーリングカー選手権(WTCC)の日本ラウンド(22日決勝=鈴鹿サーキット)へのスポット参戦を発表した。WTCC鈴鹿へのスポット参戦は3回目。過去2回は参戦チームの戦闘力不足で大苦戦(最高16位)をしたが、今回はM・ニキエルが3勝を挙げてドライバーズランク3位につける「ニカ・レーシング」のシボレー・クルーズのシートをゲット。表彰台はもちろん、その真ん中も狙えるパッケージングだ。

 「開催1週間前に突然お話をいただきました。しかも、待ち望んでいたシボレー・クルーズ。限られた時間の中で、さまざまな方に無謀ともいえる相談をさせてもらった結果、大逆転でシートを獲得できました」と吉本は声明を発表した。本来は出場を予定していたアジアン・ルマン第2戦(富士スピードウェイ)と日程が重なっていたために諦めていたが、最高の体制で挑めるチャンスが転がり込み、スポンサーを駆けずり回ってシートを手にしたようだ。

併催のスーパー耐久とのW参戦が決まった吉本(カメラ=多賀まりお)

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 F1直下のGP2まで進んだ経験を持つ吉本は、欧州に豊富なコネクションを持っており、そこから好条件が舞い込んだ。ただし、実現化するのは別の努力。「たった2、3日の交渉期間で、現実にしてくださったスポンサーの皆さまには心から感謝します。苦しんだ過去2年の屈辱を必ず晴らそうと思っています」と吉本。スポンサー各社に感謝しつつ鈴鹿で大暴れするつもりだ。

 

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