台風18号:JR飯田線で大規模土砂崩れ 新たに判明 /長野
毎日新聞 2013年09月18日 地方版
JR飯田線は泰阜村の門島−唐笠駅間で大規模な土砂崩れが起きていたことが17日、新たに判明。JR東海によると、土砂の撤去には1週間程度かかる見込み。同社は平岡(天竜村)−天竜峡(飯田市)間を終日運休とし、代行バスを運行した。
JR東海によると、土砂は高さ約2メートル、幅約4メートルが長さ約40メートルにわたり流入。16日午後0時半ごろ、線路の点検作業をしていた同社員が発見した。土砂の下には橋もあり、同社は「橋が損傷している場合は、運転再開まで数カ月かかる恐れもある」としている。
また、県危機管理防災課のまとめでは、台風18号による住宅被害は、床上浸水が5市村19棟、床下浸水が15市町村133棟に拡大。阿智村と下条村では取水施設が破損し、約1700戸が断水している。【小田中大】