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米新規失業保険申請件数は30.9万件に増加、システム問題影響も

2013年 09月 19日 23:38 JST
 
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[ワシントン 19日 ロイター] - 米労働省が19日発表した9月14日までの週の新規失業保険週間申請件数は30万9000件と、前週から1万5000件増加した。ただ、同省は2つの州がすべての申請を処理できなかったとしており、全体像をつかむのが難しい状況だ。

カリフォルニア州とネバダ州では2週間前にコンピューターシステムの改良作業を行ったことから申請の処理が遅れ、この影響で当初は新規失業保険申請が大幅に減少した。労働省のアナリストによると、両州は依然未処理の申請を抱えており、全ての処理が終わるには1─2週間かかる可能性がある。

市場では33万件への増加が予想されていた。当該週は月次の雇用統計の調査週に当たる。4週間移動平均は31万4750件と、8月の雇用統計向け調査週より5%減少した。システム問題の影響を除外すれば、9月に雇用が拡大したことを示している。

TD証券(ニューヨーク)のエコノミスト、ミラン・ムルレーン氏は、「雇用市場は離職の側面から見た場合に引き続き持続的な改善の兆しを示しており、この統計は非常に期待の持てる内容となっている」と述べた。

この統計による市場への影響はほとんど見られなかった。

ニューエッジ・ストラテジーのアナリスト、アナリサ・ピアッツァ氏は「失業保険申請は低下傾向だが、米連邦準備理事会(FRB)は雇用統計の最近の動向に満足していないようだ」と指摘した。

 

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9月19日、米労働省が発表した9月14日までの週の新規失業保険週間申請件数は30万9000件と、前週から1万5000件増加した。写真はニューヨークの就職フェア会場で6月撮影(2013年 ロイター/Lucas Jackson)

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*統計に基づく世論調査ではありません。
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