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第2四半期NZのGDP伸び率は前期比0.2%、干ばつが影響

2013年 09月 19日 13:49 JST
 
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[ウェリントン 19日 ロイター] - ニュージーランド統計局によると、第2・四半期の同国国内総生産(GDP)伸び率は、季節調整済み前期比0.2%で、ロイター調査による予想の0.1%を上回った。

前期は0.4%(上方改定)だった。

建設、企業サービス、小売が好調で、干ばつによる農業生産の減少を相殺した。

農業部門は6.4%減、輸出は5.9%減、輸入は1.3%増だった。家計支出は1.5%増加した。

従来からの一時要因である干ばつの影響を除くと、経済は順調に成長しているとみられ、市場ではニュージーランド準備銀行(中央銀行)が来年初めから利上げを開始するとの観測が強まっている。

バンク・オブ・ニュージーランド(BNZ)の市場調査担当、スティーブン・トプリス氏は「重要なメッセージは、国内経済がフル稼働状態で、干ばつの影響が解消すれば強い成長をみせるということだ。中銀がその強さに驚き、利上げ開始の前倒しを検討するかもしれない。ただ、通貨高など考慮の必要がある問題が多数ある」と述べた。

ロイターが先週16人のエコノミストを対象に実施した調査では、14人が来年初めの利上げを予想。2人が今年12月の利上げを予想した。

 

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