名古屋ヘイトスピーチ講習会の意義
私どもが受けている裁判とは異なりますが、皆様は平成24年(ワ)第6690号、いわゆる「南京裁判」取立訴訟というものをご存知でしょうか。原告はシナ人の夏淑琴、被告は展転社と松村俊夫氏で、南京大虐殺を科学的に否定した内容の本が名誉毀損にあたるということでシナ中共の裁判所から被告への損害賠償請求が認められ、その執行を日本で求めるために起こした裁判がこれに該当します。皆様ご存知のように日本の裁判所で確定した判決をシナ中共で執行することは中共政府が許しません。だから逆にシナ中共で確定した裁判の結果を我が国で執行できるはずが無いのです。にも拘らず、どういう訳かこの裁判を“有無を言わさず棄却”という形にせず、一応、裁判という形式を取っており、この事に何かおかしいと思うのがごくごく当たり前の見解だと思います。
さて、その裁判、原告というより原告側弁護士の見解なのですが、話を聞いていると怒りを憶えるという感情を遥かに通り過ぎて呆れるとか、嗤ってしまうとかそういうレベルなのです。皆様、馬鹿々々しいと思うかもしれませんが、一応、原告側の代理人が真剣にやっているみたいなので読み飛ばさずに見ていただきたいと思います。いわゆる「南京裁判」取立訴訟の原告側弁護士の主張によると、シナ中共(いわゆる中華人民共和国)の法律によってかの国での司法権の独立が明文化されているからかの国での裁判結果は有効であり、我が国でも施行されるべきだとなる訳です。こういう事を真顔で主張するから我々はいい加減にしろと思う訳です。皆様、ご存知の通り、ナチスドイツでは、法律上も運用上も司法権の独立が認められておりました。しかし、当時、独裁国家となっておりましたから、その司法権の独立も形骸化しており、ナチ党のやりたい放題になっていた訳です。私は必ずしもナチスドイツが全て悪だと言うつもりはあこりませんが、その独裁国家の制度の中で司法権も事実上、独立が無かった中で様々な判決がなされ、その制度の下でユダヤ人の迫害があった訳です。これは私が妄想とか願望とかで言っているだけの事のではありません。確か「法の変動」という昔の岩波書店の本で同じ事が書かれていると記憶しております(私は理系の人間なので、文系の知識の細かい処はあまり突っ込まないでいただきたいと思います)。つまり本件、裁判でシナ中共の側に付き従って判決が有効だと主張する原告弁護団は、文面通りにナチスドイツのユダヤ人迫害を合法的で問題無いと言っているのと同じなのです。だから、我々、ネット右翼と展転社及びその支援者がこれはおかしいと言っているのです。しかし、私が不思議でならないのは、あれ程、事実を捩じ曲げてまでナチスドイツと麻生発言を同一視したマスコミが、この裁判の事を知りながら、捏造するまでもなくナイスドイツのユダヤ人虐殺を正しいとする弁護士の言動に対して何も批判しないという処です。良識ある言論人なら、当然、いわゆる「南京裁判」取立訴訟の原告側弁護士に対して徹底的に糾弾し、シナ中共=独裁国家の裁判判決を認めるということはナチスドイツのユダヤ人迫害を正当であると認めることになるとして、公の場で絶対にそのような発言をさせないように書き立てるべきだと思うのですが、実際にはマスコミも左翼言論人も何故かこの問題に対して声をあげないようにしているのです。皆様、おかしいと思いませんか? この記事を出したのは産経新聞だけです。ほかは何をやっているのでしょうか。だいたい、この裁判で原告側に付いている渡邊彰悟なる弁護士はカルデロン一家の問題の時に先頭に立って不法滞在者の在留許可を出せと主張していた御仁であり、マスコミもそれを積極的に取り上げていたのだから、いわゆる「南京裁判」取立訴訟というもの、そして原告側弁護団の主張というものを知らない筈が無いのだと思うのですが、マスコミも麻生発言を問題視したインチキ政治家どももこの問題を本当に知らないのでしょうか? この問題を知らない、あるいは原告側弁護士の言っている事が問題でないとする輩がいるとしたならば、それこそユダヤ人協会に糾弾されてしかるべき人権感覚の無い人間と断定しても全く異論は無いと思います。
この問題と同様に問題視されてしかるべきと思う事件が、シナ中共による朱健栄逮捕?の事件だと思いますが、これもマスコミは突っ込んだ独裁国家批判を明確にせず、問題提起しているのは私の知る限りネット右翼だけです。朱健栄について、私は万死に値すると思っております、以前、毒ギョーザ事件がありましたが、その約1ヶ月前に朱建栄は千葉県内で「中国製の食品は安全です。皆様、是非、たくさん食べて下さい」と講演会で言っているのです。その後、どうなったかは皆様ご存知の通りです。まさしく彼が講演会を行ったその地元で毒ギョーザがばらまかれ、実際に千葉県内で一生完治する事のない神経毒の被害を受けた家族が出てしまいました。朱健栄について記憶に鮮明に残っているのは、あの時、講演会に出ていながらも、私が化学者としての良心を実行に移すことができなかった無念さを未だに引きずっているからです。あの時、良識ある化学者の一人として、朱建栄が馬鹿な事を言っているかもしれないけれども地元の人達にシナ製の食品を摂取すべきでない、必ず原産地を確認すべき、などと啓発活動を行っていたらあの毒ギョーザ事件はもしかしたら防げたかもしれない、と悔やんでも悔やみきれない事実があるから、そのテロ事件を認知していたかどうかは分かりませんが引き起こすきっかけを作った朱建栄を許す訳にはいかないのです。しかし、だからと言ってその朱建栄を罪も無く逮捕し、容疑をかけておそらくこの後、銃殺刑にするであろうシナ中共には全く賛同いたしません。たとえ、自分から見てムカつく人間であっても言論の自由(たとえそれが上記のように公序良俗に反する意見であっても)は認められるべきであり、気に入らないからと言って逮捕拘留するシナ中共に対しては、在特会会員の皆様と一緒になって糾弾の声をあげていかなければならないと思います。今回、ある意味で綺麗事との決別を決意するに至った事件を振り返り、朱健栄逮捕といわゆる「南京裁判」取立訴訟の話題を取り上げてみました。
在特会会員の皆様にはあらためて説明するまでもなく、我が国のすぐ隣の独裁国家の横暴に対して日本のマスゴミはペンの力による対抗をしないばかりか、その国の暴力に便乗して反日行為に明け暮れる始末。私の知る限り、ペンの力を正しく使っているのはネット右翼だけのような気がします。ペンの力の悪用はマスゴミばかりではありません。我々の裁判で朝鮮学校側に付いて意見書を出した板垣竜太や前田朗に代表される反日左翼学者なんかも、他人の論文を曲解して引用したり、不都合な事実を意図的に隠蔽して独善的な私見をあたかも国際社会に共通の一般論であるかのごとく喧伝したりで、こういう事に対抗するために在特会が怒りの声をあげているのだと思います。我々が今、行っているのは真実を武器にして正しい意見を世に広める事、その一つがヘイトスピーチ講習会であると私は位置付けております。今、地方の会員の皆様にもヘイトスピーチに関する理論武装をしていただこうと、各地をまわっております。既に東京,福岡,札幌で開催しました。講習を受けた方々がより議論を進化させた形で別の人に教える、という形で着実に保守勢力の間に広まり、百人百様のヘイトスピーチ論が展開されることになります。ヘイトスピーチとは何かをロクに知らずに在特会批判をしているしばき隊(有田芳生親衛隊)等、暴力集団の皆さんは、近い将来、この多様なヘイトスピーチ論に対し一つ一つ自身の見解の整合性を考えながら反論していかなければならなくなる訳です。楽しみですね。今週末は名古屋でヘイトスピーチ講習会を行います。既に満員御礼となりましたが、この名古屋というフィギュアスケートの聖地で講習会を行うのは特別大きな意味があると思っています。フィギュアスケートファンの方々は、これから5〜7年後くらいの反韓国・反朝鮮運動の主体となる人達で、その頃、入管特例法は既に無くなっており在特会も解散していてもっと過激な運動になっているのかもしれませんが、そういう将来の運動の担い手に反日左翼を論理的に追い詰めるための基礎を作り上げることになるかと思います。当日、東京に全国のしばき隊の連中が集結してデモ行進を行うみたいなので、名古屋には邪魔が入ることはまず無いでしょう。あの連中がそのデモ行進にどれだけの費用をかけるのか知りませんが、私のヘイトスピーチ講習会は、私がこれまで裁判にかけてきた費用の10分の1以下のコストで交通費・宿泊費・コピー代なんかを賄う事ができております。しばき隊の連中は今、デモ行進をめぐって内紛を起こしているらしく、彼等が費用対効果の薄い活動を行っている最中、我々は確実な効果を狙って講習会を実施します。ヘイトスピーチ講習会の集中的な開催は10月6日の京都で終了いたしますが、今後も関東や地方各地で行う予定でおります。また、私でなくてもヘイトスピーチとは何かを理解し、説明できる人はそれなりにいますので、こういう人を頼りに勉強していただくのも良いかと思っております。東京,福岡,札幌のヘイトスピーチ講習会で我々の側の戦力向上を確信しました。これを更に増やすべく各地の講習会を成功させたいと思います。
平成25年9月19日
在日特権を許さない市民の会
副会長 八木康洋
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