2010年01月25日

Utada "In The Flesh" Tour 2010 @ Seattle


EXODUS

EXODUS

  • アーティスト: Utada,T.Moseley
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2004/09/08
  • メディア: CD



Utadaのシアトル公演に行ってきました。
いやぁ、今回、幸運にも知人からチケットを譲り受けることが出来まして、瞬殺完売したLIVEに行くことが出来たわけですよ。
本当は、去年の夏、"This Is The One"をリリースした時に、シアトルにもサイン会の為に来るはずだったのですが、本人の体調不良でキャンセルになってたんですよね。
だから、今回は、なんとしても行きたかった。
でも、凄い競争率だった。
LIVEハウスだったこともあり、とにかく速かった。
アメリカだからとか関係なく、発売後2週間(ヘタすると1週間)も持たずに完売。
まぁ、どんなに頑張っても数百枚しかないわけで。
だから、完売後は、eBayやダフ屋(?)などで、基本的に$30のチケットが、1枚$100以上になっていたほど。

というわけで、当日は、チケットの不備や混雑にも対応できるように、早めに会場に行きました。
ちなみに、チケットには7:00pmと書いてあったので、1時間以上前に到着。
ところが、さすが瞬殺完売チケット、すでにうじゃうじゃ並んでる(w。
LIVEハウスなので、全て自由席なわけですよ。
だから、みんな、いい席を確保するために早めに並ぶわけですが、それにしても凄い行列。
1時間以上前だと言うのに、会場前の歩道だけではなく、曲がり角を曲がった途中に最後尾がある状態
並んで待ってる間も、どんどん人が集まってくる。
で、道行く人も、好奇の目で見てくるわけですよ(w。
"これなんの行列なの?""Utadaだよ"、みたいなやりとりが見られましたね。
もちろん、チケットを求める人も絡んでくる始末。
まぁ、明らかに転売屋っぽいのもいたので、シカトさせていただきましたけど(w。
実際に、しばらくしたら、チケット売りますって看板を持ってるダフ屋(?)が歩き始めてたし。

7時前には、すでに1ブロックの一辺を通り越して、新たな曲がり角が出来ていた始末。
今回の会場であるSHOWBOX(去年、VAMPSや、数年前にB'zがLIVEをやった場所)によく来ると言う人が、こんな行列は初めてだって言ってましたね。
しかし、7時になった後も一向に列が動かない。
もっとも、チケットの販売サイトでは8時と書いてあったんだから当然だったんだけどね。
でも、持ってるチケットには7:00pmとしか書いてないから、イライラしっぱなし。
ただでさえ、最近暖かいとはいえ、1月のシアトル、それも海岸に近いSHOWBOX付近で、1時間以上も立ちっぱなしは寒い。
そうこうしてるうちに、ごついセキュリティの皆さんが登場。
何か叫んでるかと思えば、今回のコンサートは写真撮影一切禁止、手荷物検査もするので、カメラは必ず預けるように!従えない場合、入場を認めずってな内容。
いや、まぁ、写真撮影禁止なんて最初から予想してたから、そんなのどうでもいい、とっとと入れやがれ!って思ったんだけど、周りを観ると、けっこうカメラを持って来てた人は多かったみたい(w。

で、やっと、列が動き出したのは、7時半を過ぎた頃だったと思う。
と言っても、全員手荷物検査しながら入場させてるので、これまたちょっと進んではすぐ止まる始末。
そんなこんだで、ふとブロックを横断する路地裏を見てみて驚いた。
なんと、行列が二つ目の曲がり角だけでは飽き足らず、三つ目の曲がり角を作り出し、ダウンタウンの1ブロックの3辺を完全制覇していたのだ。
てか、何か?これって、もし全員手をつないだら、よく大きな木の周りでやるみたいに、地方とはいえアメリカの大都市のダウンタウンの1ブロックを、Utadaの行列だけで囲めちゃうのか(w!?
Utadaパネェ!
てか、おまいらどっから湧いてきた(w?
それ以前の問題で、本当に全員あの小さなLIVEハウスに入るの!?って、本気で心配になってきた(;・∀・)。
てか、多少前倒ししでても、早く入れろよ、明らかに他の歩行者の邪魔になりそうなぐらい混雑してるだろうが。
いくら平日(木曜日)の夜とはいえ、交通整理くらっても文句言えないぐらいの行列だったぞ(w。
ほんと、ステージ真下の立見席とか、どんだけの人口密度でパニックになるんだろ?と思い始めただけでなく、瞬殺即売で高騰してたチケット、何時間も寒空の下で立ち続けている行列(途中、連れに場所を取っておいてもらいながら、近くのお店にトレイを借りに行く人達もいた)、明らかにピリピリして撮影禁止を言い渡していたセキュリティ、チケットを求める看板を持っていた人、そして、チケットを売る看板を持っていた人たちの事を思い出し、胸ポケットにしまったチケットを、大事に、緊張しながら握りしめたよ(スラれたり、ひったくられたりしたら嫌だったから)
まぁ、空前のチケット騒動で揺れた98年のW杯フランス大会での日本VSアルゼンチン戦の当日、あのトゥールーズでの緊迫感に比べたら、大したことなかったけどね(w。
でも、あの同じ日本人同士でも、チケットの為なら殺し合いをしかねないような殺気立った雰囲気の中、ついに試合を観戦することができた身としては、ちょっとあの時の事を思い出しちゃったね。
まぁ、でも、日本人としては、LIVEハウスのような超近距離でUtadaのパフォーマンスが見れるってのは、ワールドカップ並のプラチナ・チケットだよね。
日本でだったらまずありえないもん。
どうでもいいけど、ゴスロリ風とメイド服風の彼女を連れた金髪青目のアメリカ人カップル2組4人がいたんだけど、ありゃなんだ(w?
まだ1月だからSakura-Conの時期じゃないし・・・。
彼らは普通に観客として来てたんだけど、こんなところでも、異文化交流のおもしろさが垣間見えますねwww。

やっと会場に突入出来たのは、8時を過ぎてからだった。
ってことは何か?1月のシアトルの寒空の下、それも海岸に近い路上で、2時間以上も待たされていたというわけだ。
てか、正直、ちょっと、もう足が(立ちっぱなしで)きつかったっす(w。
でも、1時間以上前に並んであの位置だったってことは、先頭グループはさらに数時間前から並んでいたことは間違いないわけで。
未確認情報だけど、早いグループは3時ぐらいから、もっと早いグループは1時ぐらいから並んでたなんて噂もある(w。
入場するときの手荷物検査は、ポケットの中のモノまで取り出して見せないといけなかった。
その上で、ボディ・タッチつきの厳重なもの(まぁ、お酒を出す店だし、最近だとテロ対策ってこともあるだろう)
でも、携帯電話までは、さすがに取り上げられなかった(もちろん、撮影機能は使わないでくれって、口すっぱくセキュリティから言われてたけど)

突入後は、脇目もふらずステージ真下に直行。
もちろん、すでに混んでる。
それでも、ステージからは5m強ぐらいの距離。
でも、今後の人口密度の恐ろしさを考え、あえて段差の上にあるバルコニーのようなスペースに移動(さらに奥にはバーがある)
距離的には15m以上に広がったけど、ステージ全体を見渡せる位置(それでも椅子は全て抑えられていた)
音楽番組の収録だと、最後尾ぐらいの距離だろうか。

だが、ここからもまだ長かった(w。
スペースを確保したのはいいが、前座としてDJのMike Rizzoが皿を回していて、何時まで経ってもUtadaが登場しない
さっきも言った通り、チケットの額面が間違っていたのか、8時から"開始"の予定(にしたって、8時から"開場"ってのはどうかと思うが)だったので、当然、客が入り切るまでは、LIVEを始めることができない。
でも、前座がいるなんて、よーく思い出せば書いてあったのかもしれないが、殆どの人が覚えているはずもなく、明らかに誰これ?なムードが漂っている。

これって明らかにマーケティングのミスだと思う。
クラブ系が大好きなLE ROI TRISTEは満喫してたけど、Utadaを聴いてるような客層は、普段、R&BやPopsを聴いてる層のはずだから、こういうクラブ系は専門外のはず。
実際問題、ほとんど誰も踊ってなかったwww。
けっして悪いDJじゃないと思うんだけどなぁ。
経歴を見ても、BillboardDance Club Play chartで1位を獲ったこともあるし。
ちなみに、並んでいた時と、突入した後にゲットしたポジションから観た感じだと、客層のほとんどはアジア系(7割ぐらい?)
割合としては、日本人3.5割、中華系4割、その他2.5割ぐらいかな?
並んでるときは、前後が日本人の集団で、突入してからは、全部周りは中華系だった。
もちろん、若い人が多かったけど、日本人なんかだと親子で来てる人もいたりして、わりと年配な方もいた。
そりゃ盛り上がるわけがない(w。
どう考えても、"Utadaまだかよ、早くしやがれ"みたいな雰囲気が漂ってて、Mike Rizzoが可哀想だった。
流してる曲は、実に無難な選曲で、楽しめたのに。
まぁ、Mike RizzoもMike Rizzoで、せめてUtadaの楽曲のRemixとかも織り交ぜてれば、もうちょっと盛り上がったんだろうけど(入場してる間に見逃しただけかもしれないけど)
そんな感じで、9時から、後30分で、後5分でUtadaが登場って煽ってて、その時だけは盛り上がってたけど、待たされてる間は、バーで飲ん出る人以外、みんな雑談しながら眺めてるだけだった。
っていうか、ぶっちゃけ、待ってる間にさらに足が痛くなってきた(w。

で、結局、後5分って言ってからも、予定通りの9時になっても、さらにそこから10分経ってもUtadaはでてこなかった
7時からだと思ってたこっちとしては、東京ドームでの復活LIVEで2時間開演が遅れた某バンドかよ!?ってツッコミ入れたいぐらいの気分だった(w。
だが、ちゃんと来た(そりゃそうだ)
9時過ぎになって、やっと、バンドのメンバーがステージに上がり、いまかいまかと会場のテンションが上がってくる。
そして、次に、ちょっとヒラヒラな紫(ピンク?)のドレスのようなものを着た黒髪の女性がステージに上がってきた。
後ろ姿のシルエットからして、バック・コーラスの黒人ゴスペル歌手かな?って思ったら、それがUtada本人だったwww。
あれ、なんか想像してたのと違う!?
てか、太っ・・・、いやいやいや、思ってたより大きい(w。
いや、ほらさ、よくアイドルとか生で観ると、テレビで観るより小さく見えるとか言うじゃないですか?
それに、なんか"This Is The One"のジャケットみたいな姿で出てくると、勝手に思ってたんだよね(w。
だから、そんな状況を想像してたんだけど、本人のオーラなのか、LIVEハウスならではの近さからなのか、外人だらけのバンドのメンバーに比べても、全然埋もれてない。
てか、正直、あの衣装といい、髪型といい、シルエットだけだと、一瞬、FUNK THE PEANUTSかと思ったぞwwwww。
せめてドレスの色だけでも、変えた方が良かったのに。
まぁ、要するに、ぽっちゃ・・・、ってほとではなかったけど、良く言えばムチムチ(w。
あんなんじゃなくて、もっと体のラインとかがよくわかる服で来て欲しかった(*´Д`)/ヽァ/ヽァ。
なんか微妙にパジャマみたいなんだよね(w。

後、先に言っておくと、観客は撮影禁止だったけど、実は地元のラジオ局が写真を撮影してたので、LIVEの様子はここで見れます。
ついでに、地元のSeattle Timesでも、数日前にインタヴュー記事が書かれていたので、それも貼っておきます。

後、趣味とはいえ音楽をやっている身(え?)なので、機材とかにも触れておく(w。
ステージは両脇に小型スクリーン、真ん中に中型のスクリーンが配置されていて、両脇のスクリーンは曲に合わせてジャケットを表示する仕様。
バンドは、観客から見て左から、シンセ1、ベース、ドラム、ヴォーカル(さらに真後ろに何故かでかいスネアのようなドラムが二つ)、パーカッション、ギター、シンセ2の配置。
シンセ1はClavia Nord Electro 3に、Nord Stage EX?(とにかく88鍵盤)、MOTIF(多分XS)、それに向かい合うように25鍵ほどの小型シンセ(Indigoあたり?)が配置されている(これは多分シンセ・ベース用で、ベースの人が弾いてたはず)
シンセ2は、YAMAHA MOTIF XSKORG MS2000(多分)、KORG TRITON Extreme、さらにMacBook Pro(かPowerBook)
基本的に、アコースティック・ピアノの音色はNord、エレピはMOTIFで出していたはず。
ネタバレすると、シンセ2を担当していた人がバンマスでした。
ギターは、アコギはエレアコでライン録り、エレキはたしかレスポールがあったぐらいで他は覚えてない(アンプはMarshall
というわけで、以下、記憶だけを頼りにレポ。
曲順は合ってるはずだけど、MCの位置と会話の内容は完全にうろ覚えです(w。

1曲目は"On And On"。
日本語版だと、1曲目はこれなんだよね。
もう、みんな、フラストレーションが溜まってたのか、1曲目からイイ盛り上がりです。
こっちはすでに足がボロボロだったけどな(w。

2曲目は"Merry Christmas Mr. Lawrence -FYI"。
これまた日本版と同じ構成。
Bメロの(what, what?)のとこは、当たり前のように会場が歌いながらの合いの手を入れててワロタ。
昔からやっているかのようにUtadaが会場にマイクを向けると、あたりまえのように客が、手を挙げて(what, what?)って歌い返す。
でも、これ、人前でLIVEで歌うのはこのツアーが初めてだよね?
すごいな、もう見事に出来上がってる。
なんか、初めての曲でも、当たり前のように会場一体になって飛んでくるアニヲタみたい(w。

たしか、最初のMCはこの時だったかな?
まぁ、基本的には定番の挨拶。
でも、すごい歓声。
ところどころから、"You are so cute!"だけならまだしも"Kawaii!!"って声も(w。

3曲目は"Poppin'"。
ちょっとアダルトな雰囲気が、LIVEハウスという空間もあって、見事にハマってる。
"Girls, you know we have it better than the boys, yes"のとこで、会場の女性陣に向かって語りかけて煽る煽る(w。
その度に盛り上がる会場(女性陣)
手拍子がハマる曲なので、会場もそれで応えてたね。

4曲目は"This One (Crying Like A Child)"。
ここまでは、全て最新アルバムである"This Is The One"からの曲。
てか、ここまで聴いてきて本当に驚いた。
凄い、LIVEだというのに、ほとんどCDと変わらない。
あれだけCDそっくりに歌える人も珍しい
最初、口パクかと思ったぐらい(w。
彼女の曲の構成上、"被せ"は必要なんだけど、メインのパートでも使っていないかな?と集中して聴いてみたんだけど、使っているとは思えない。
・・・って、最近、アニソンばかり聴いてて、本職の歌手の生歌をほとんど聴いてないから、感覚が麻痺してるのかもしれないけど(w。
でも、それでも、このへんの4曲の完成度は明らかに異常だった。

ここで長めのMC。
現在ツアー中であること、シアトルは3回目であることとか。
意外に来たことあるんだなぁって驚いた。
ハワイ、ロスと暖かいところを回ってきたから、やっとコートが着れるみたいなことを言ってたかな?
本人は冬のほうが好きみたいなことを言ってた。
後、この時だったかな?一昨日が誕生日だったので、観客みんなで"Happy Birthday"の大合唱。
厳密に言うと、もう誕生日じゃないんだけど、ありがとうってお礼を言ってました(w。

後、当たり前と言えば当たり前なんだけど、ちゃんと英語でMCやってるのが凄い。
ちょっとしゃべりがぎこちないんだけど、それは元々日本語でもそういうところがあるし、その絶妙なぎこちなさがまた萌えですよ(w。
やっぱりね、ただしゃべるだけでなく、ジョークを言えたり、皮肉を返したり出来るのがいいんだよね。
そこが他の日本人の歌手とは大違い(まぁ、当たり前なんだけど)
そこら中からヤローも婦女子も含めて、"You are so cute!"とか歓声が上がる度に、"Thank you"って返していく。
たしか、これは勝手な意訳なんだけど、どこぞのヤローが"You are so hot(セクシー)!"って言って、"ええ〜、朝(寝起き)とか幻滅しちゃうよぉ"、"オオ、ソノ時(多分、ベッドで)隣ニイタイデス!"、"はいはい、じゃ、次の曲ね(w。"みたいな感じのやりとりもあったと思う(w。
こういう冗談を、ちゃんと英語でやりとり出来ちゃうのが大事なんだよね。
どうでもいいけど、ヤローどもの歓声が、なんか"ヒカルーッ!俺だーッ!結婚してくれー!"みたいなノリなのが笑える(w。

もっとも、日本語でも、多分、大丈夫だったんだけどね。
だって、このLIVEに集まっているような観客は、日本語でしゃべっても、普通に反応できちゃう層だから(w。
日本人が多いからというだけではなくて、元々J-Popが好きだからUtadaに辿りついたアジア人やアメリカ人が多いから。
一応、"Kingdom Hearts"もあるしね。
Utadaに言われるまでもなく、日本語で挨拶したり、リアクションを返す観客がけっこういた。
てか、普通に"超カワイイ〜!"とか言ってる人もいたし、って、これ言ってたのは、多分、日本人の女性(w。
ちなみに、Utadaが"日本から来てる人はいる〜?"って聞いたら、意外に、チラホラと手をあげている人がいた。
正直、いくらかかったのか知りたい(w。
ちなみに、こっちはチケット代$30に、販売元の手数料と往復のバス代などを含めて、日本円にして5000円ぐらいかな?
どうでもいいけど、最前列ぐらいに日の丸扇子を振ってるアメリカ人がいたんだけど、ありゃなんだ(w?
後ろからだと、日の丸の両脇に、なんと書かれているのかまではわからなかったけど。
なんて書いてあったんだろ?
普通に"必勝"とか書いてあったのかなwww?

というわけで、日本語の曲を歌っても大丈夫?という問いかけに、会場も歓迎の声で答えたので、日本語の歌を歌いはじめた。
いや、言うまでもなく、最初からツアーの曲目に含まれてるよ(w。
でも、今回は、宇多田ヒカルとしてではなく、UtadaとしてのLIVEだったので、日本語の曲はほとんど歌ってくれないんじゃないか?と思っていたので、歌ってくれると知って嬉しかったね。
そうして5曲目として歌ってくれた曲は"Passion"だったが、英語版である"Sanctuary"の歌詞を織りまぜて歌っていた。
どっちかって言うと、英語版である"Sanctuary"のほうが好きなんだけどね(w。
ただ、これはこれから出てくる他の曲でもそうだったんだけど、LIVEハウスならではの生ドラムの轟音が、PAのせいのあるのかもしれないけど、こういう幻想的な曲だと、ヴォーカルを打ち消してしまって、よく歌が聞こえないところがあった。

そして、おもむろに電子ピアノ(YAMAHAのPシリーズあたり?)が運び込まれ、なんとUtada本人がその前に座った。
まさか、弾き語りをしてくれると言うのか!?
これは嬉しいサプライズ。
そして、歌ってくれた6曲目は"SAKURAドロップス"だった。
Utadaの弾き語りを、生で見られるなんて!
しかも、"SAKURAドロップス"ってのが最高だ。
いやぁ、嬉しかったなぁ。
まぁ、実際には、Utadaがピアノで弾き語りしながら、バンドをリードする形だったんだけど、そんなの関係ねぇ
ただ、気になったのは、明らかに高音を避けているところがあったこと。
特にサビでの印象的な高い音を、低くして歌っていた。
昔のように声が出なくなったのか、病み上がりだからかなのか、声帯を痛めないためなのかはわからないけど、そこが気になった。
もっとも、自分で歌えるかどうかは考えないで曲を作っちゃう人らしいから、別にLIVEのことは考えてなかったのかもしれないが(w。

7曲目も引き続き弾き語りがメインの"Stay Gold"。
ああ、もう至福の時(w。
なんて贅沢な時間なんだ。
そんな感じで、この3曲は、事実上の日本語コーナーでした。

ピアノが片付けられ、次は何が来るのかと思ったら、サイバーなイントロと共に、今までとは明らかに毛色が違うキックの4つ打ちビートが流れ始めた。
なんと、8曲目に"Devil Inside"がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まさか、この曲が聴けるとは!?
"Exodus"はアルバムとしては駄作だと思っているけど、この"Devil Inside"と"Exodus '04"と"You Make Me Want To Be A Man"はお気に入りなんだよね。
思わず"キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!"ってつぶやいちまったよ(w。
マジでテンションが上がって、ニヤリ
音的にもギターが追加されていて、ロックな雰囲気が出ている。
てか、ぶっちゃけ、"Exodus"って黒歴史になってるのかと思ってたんだけど、そうでもなかったのね(w。

あ、そうそう、このあたりになって気づいたんだけど、ヒラヒラとはいえ、一応、スカートは膝上なわけで、ニーソ(?)とはいえ、スカートの下は生脚なわけで。
つまり、絶妙な隙間にいわゆる絶対領域が発生していたわけですよ(w。
あえて近くの真下から、多少遠くなっても、ステージ全体が見渡せるこの位置に移動してきてよかったよ。
真下からだと、上半身だけしか見えなかったから。
つまり、全身像が、一応、見えちゃうわけですよ。
もう、スカートの上からでもわかるムチムチな太モモが、絶妙な隙間からチラチラ顔を覗かしているわけですよ(*´Д`)/ヽァ/ヽァ。
正直、もっと飛び跳ねろって思いながらLIVEを見てたのは内緒だwww。
いやぁ、でも、あの絶対領域を堪能出来ただけでも、元はとれたと思った(マジレス。
ついつい遠くからガン見してしまった(w。

そして、9曲目は"Kremlin Dust"。
なにか、もしかしてこの時間帯は"Exodus"コーナーなのか(w?
これもけっこう好きな曲。
でも、激しくなる後半は、やっぱり、ドラムの激しさもあって、何言ってるかよく聞こえなくなってた。
もちろんUtadaも激しく歌ってはいるんだけど、全ての音をMixしてスピーカーから出すアリーナとかと違って、LIVEハウスだとMIX前の生音が、全ての観客に届いちゃうんだよね。
アンプの音量をコントロールできるギターとかと違って、生ドラムの音は手動でコントロール出来ないからね、特に激しい曲の時は(それ以前の問題で、元々音がでかいんだ)
もっとも、PAの問題もあったかもしれないけど、でも、やっぱり、本人も自覚してるらしいけど、大音量のLIVE向けの歌手じゃないと思う、上手いけど

だが、そんなことはどうでもいい、ここからがネ申だった。
"Kremlin Dust"から間髪入れずに、また別のサイバーな雰囲気のイントロに移行。
うなるギターの音に、特徴的なイントロが流れてきた。
10曲目に今度は"You Make Me Want To Be A Man"がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
何 こ の ネ申 展 開 ! ?
このつなげ方には、正直、鳥肌がたった
"Devil Inside"と同じく、聴けるとは思ってなかったので、マジ大歓喜(w。
しかも、ギターが全面に押し出されていて、ちょっとロックっぽくなってる。
てか、最後のほうはギター・ソロがあったしね。
でも、Bメロ(?)の"あ〜あ〜ああ〜♪"のとこは、CDの音声を被せて、Utada自身は、この部分でも低い音程で歌ってた。
まぁ、この頃は、エンジンがかかってきたのか、曲調もあり、Utadaの歌い方もいい意味でラフになってきてた。
さらに、ラストでは、Utada自身が、真後ろに配置されていた巨大なスネアのようなドラムに対して、ドラミングをして締めてた。
ああ、この曲でUtadaが叩くために置いて合ったのかぁ(w。
どうやらここまで"Exodus"時間だったみたい。

その勢いのまま、次の曲は・・・知らない曲(w。
わりと直球ど真ん中のロケンローみたいな曲。
この曲だけは、ガチで今まで1度も聞いたことがなかった。
おかしい、Cubic U意外は全部のアルバムを聞いたことがあるのに。
後で調べてみたところ、どうやらPlaceboの"The Bitter End"っていう曲のカヴァーらしい。

ただね、正直、日本語コーナーと、この"Exodus"コーナーは、言語と知名度の問題なのか、最新アルバムで固めた最初の4曲に比べると、そこまで盛り上がってはいなかったと思う。
やっぱり、こっちのヲタも"Exodus"は、黒歴史だと思っているのだろうか(w?
まぁ、盛り上がりからして、一応、それはないんだろうけど。
でも、ファン・サイトの雰囲気的に、少なくとも"Eazy Breezy"あたりは、こっちでも黒歴史扱いらしい(w。

12曲目は"Apple And Cinnamon"。
何気に"This Is The One"の中でも、特にお気に入りの曲。
まぁ、激しい曲が続いていたので、落ち着かせるための選曲だね。
でも、ギターの音が入るだけで、雰囲気が変わるから驚き。
CDだとあれだけ透明感のある曲だったのに、LIVEだと違う曲に聞こえるのがおもしろい。

ここで、また、長めのMC。
雨の多いシアトルにちなんで、雨のお話。
日本語には、雨を表現する言葉だけでも、かなりの数があり、季節ごとでも変わってくるってことを紹介。
そんな本人も雨が好きなのか、雨が含まれている歌詞が多いと言っていた。
そして、この曲も、歌詞に雨が含まれているってことで、次の曲に突入した。

てなわけで、やってまいりました、13曲目は"Come Back To Me"です。
1行目から"rainfall"って単語が入ってますね(w。
"This Is The One"の看板曲で、今のUtadaを代表する曲。
なんかこの曲は半音下げて歌ってたような気もするけど、やっぱり、生で聞けて嬉しかったですね。

そして、14曲目には"First Love"がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
うぉおおお、多分、宇多田ヒカルはともかくUtadaのはほとんど聞いたことがない日本人の観客は、さぞかしここで盛り上がったに違いない(w。
てか、なんの予告も無しに日本での大ヒット曲(日本語)がきたけど、そんなの関係ねぇ、アメリカ人も普通に大歓迎だぜ!
でも、やっぱり、高い音をださずに歌ってた(出しても弱かった)
さすがにLIVEも後半になって疲れてきたこともあるんだろうけど、前半までのあれだけCDそっくりに歌えていた丁寧さは、いい意味でも悪い意味でも失われていた。
元々、低音は安定しないと言われていたらしいけど、今回も、Aメロの低い部分はきつそうだったし、スタミナが切れたのか、最後のサビの前のWow〜♪もなかったし。
まだ10代だった頃の、最も声に伸びがある頃に出した曲だから、もうあの頃みたいには歌えないのかもしれない。
後、この曲っていうかアルバムが出たときは、日本人でも本格的なR&Bが歌える子が出てきたってことで、当時はそれが凄い衝撃だったし(だからあの売上)、日本人なら日本語の歌詞の意味がわかるので、無条件で名曲扱いしちゃうんだけど、R&Bの本場であるアメリカでは、歌唱力的にも楽曲的にも、良さが伝わらず、ありふれた曲として埋もれてしまうんじゃないだろうか?
まぁ、さっきも言った通り、このLIVEに集まっているのは、コアなファンが多いから、最初からサービスのつもりで入れてるんだろうけど、アメリカでの新規開拓の為なら、歌手としてではなく、シンガー・ソングライターであることを全面に押し出して、Utadaならではの個性がもっと表れている曲や、直球ど真ん中のJ-Popとか、何かアメリカ人が聞き慣れていない音楽性で勝負したほうがいいと思う、余計なお世話でしょうけど(w。
でも、そうやって、中途半端にアメリカの市場に媚を売ろうとして失敗したのが、"Exodus"だったと思うんだよね。
まぁ、そんなことを思いながらも、やっぱり、日本人としては、生"First Love"を聴けて、いい意味で涙目になってたぜ、ヒャッホーウ(w!

さらにヒット曲連発は続く。
15曲目は"Can You Keep A Secret?"だ!
もうね、会場は大盛り上がり。
普通に、一緒になって歌ってるお客さんも、けっこういたね(w。
てか、アメリカで、ここまで日本語の曲を歌ってくれるとは思わなかった。

そして、16曲目に伝説の"Automatic"がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちょwwwをまwwwwwこの3連発は反則だろwwwwwww!?
これはヤバイ、ヤバ過ぎる。
どれぐらいヤバイかと言うと、オラウータンに核ボタン磨いてもらうよりヤバイ(w。
会場のテンションはMAXに!
日本語がわからないアメリカ人でもなんと言ってるかわかるサビの部分では、みんなして手を振り上げてIt's Automatic♪の大合唱ですよ。
まぁ、人数が少なかったから、某国のアニヲタイベントでの影山ヒロノブさんと現地のアニヲタのCHA-LA HEAD-CHA-LA〜♪大合唱ほどの迫力じゃなかったけどね(w。
でも、この近距離で、ヒット曲3連発に、生Automaticが見れるなんて、なんて贅沢な時間なんだ!?
一般人はここで一番盛り上がっただろうけど、すでに"Exodus"時間でテンションがMAXになってたLE ROI TRISTEは、とっくにもうヘヴン状態www。
いやぁ、もうね、新アルバムの曲以外は、完全に今までのベスト盤のような構成のLIVEだね。
てか、これだけヒット曲を盛り込んでくるのは、まさにガチな証拠だと思った。
凄い気合だ。
いやぁ、でもね、この生"Automatic"が見れただけで、もう帰っても後悔しないって思ったね(w。
それぐらい嬉しかった。

ここで、またMC。
次の曲で最後であることを告げる。
もちろん観客は工エエェェ(´д`)ェェエエ工ってな反応、まぁ、お約束だな(w。
次の曲はNew Releaseとのこと。

というわけで、17曲目は"Dirty Desire"。
シングル・カットとして、アメリカ限定で配信されます。
うん、この曲も好きだ。
てか、"Come Back To Me"、"First Love"、"Can You Keep A Secret?"、"Automatic"、"Dirty Desire"のこの構成は、やっぱり反則(w。
てか、今日は本当にハズレ曲がまったくないぞ、知らない曲は1曲だけだし。
なんて贅沢な時間なんだ。

当然、アンコールがないわけがなく(笑)、3分ほど経ったところでステージに帰ってきた。
ちなみに、衣替えはなし(残念)。
というわけで、18曲目は"Simple And Clean"。
""の英語版です。
・・・ごめん、正直、これは"Sanctuary"と違って、日本語版のほうが好きなんだよね(w。
言語が変わる以上、歌詞に合わせてメロが変わるのはしょうがないことなんだけど、サビの部分の変わり具合が好きじゃないんだよね。
せめて英語版は、もっと違うアレンジにしてくれていたら、よかったんだけど。

ここで、バンドのメンバーを紹介。
シンセ1を担当している方のことを、"Come Back To Me"のイントロをいつもミスらずに弾けるから凄い!って褒めてました(w。
後、ベースの方が、昨日、誕生日だったということで、ステージの上でUtadaが"Happy Birthday"をアカペラで歌ってくれた。
もちろん、会場みんなで大合唱してお祝い。
でも、余興とはいえ、これ、事実上の19曲目だよなぁ(w。
これまた嬉しいサプライズでした。
そして、パーカッションは、日本人でTaku Hiranoさん。
ギターはブラジル出身の方でした。

そして、本日最後の19曲目は"Me Muero"でした。
まさにアンコールにふさわしいオマケって感じの曲ですね。
"This Is The One"の中で、本人が一番気に入っている曲らしい。
そして、終了後、本人がおもむろにバッグをとりだし、中からボールを投げて観客にプレゼントしてた。
さすがに、ここまでは届かなかったんだけど、それでも、全部の方向に、近く、そして頑張って遠くにも投げてくれて、可能な限り公平に行き渡るように配慮してくれてるのが嬉しかった。
後日、更新されたメッセ見たら、あれ、シアトルにちなんで"KUMA BUCKS"が書いてあったんだねwww。
うわぁ、かわええ!
てか、もらった奴うらやまwww!!
てかさぁ、LIVE中も、会場中を見回し、MCのときもイチイチ声援に反応したり、自分から声をかけてたりしてて、本当にイイ子なんだろうなぁって思った。
ちくしょう、やっぱり、ヒカルは可愛いよ、ヒカル(*´Д`)/ヽァ/ヽァ。

ってな感じで、大盛況のうちにLIVEは終了。
終わったのは11時前、そして、バス停に辿りついた11時過ぎまで椅子に座ることが出来なかった両足は崩壊寸前でした(w。
いやぁ、まぁ、これは大げさなたとえなんだけど(笑)、でも、ほんと夕方の明るいうちから並んでた人たちは、9時間ぐらい立ちっぱなしだったんだろうなぁ。
でもね、それだけの価値はあったと思うよ。
だって、もう、人に聞かれたらシンプルに"最高!"としか言いようがないLIVEだったもん。
それに、最後にLIVEやったのは3年以上前のはずだし、めったにツアーをやらない人だからね。
ましてやアメリカで、それもLIVEハウスのような近距離で見れる機会なんて、次いつ訪れるかどうか。
本人もスタジオ・ワークのほうが好きみたいだしね。

後、意外だったのは、会場でグッズが何も売ってなかったこと。
なんかチラシぐらいは持って帰らされるだろうなって思ってたから、これは驚いた。
CDも売ってなかったしね。
もしかしたら、即席のサイン会ぐらいはあるかなぁ?なんて思ったりもしたけど、もちろんなし。
出待ちとかも、本人のメッセを見る限り、しなくて正解だった

今回は本人がLIVEハウスという空間でやることにこだわったらしいから、そこは尊重したいんだけど、行きたくても行けなかった人がたくさんいたことや、ダフ屋であれだけ高騰したチケットを見せられたら、やっぱり、もっと大きな箱でやってほしかったっていうのが本音かなぁ。
女子十二楽坊だって、The Moor Theaterを埋められたんだから、Utadaが埋められなかったわけがない
後、Utadaのハスキーでありながらも透明感があって、キャッチーでありながらも壮大さがあるあの独特の雰囲気(アルバムで言うと、特に"Ultra Blue"以降)は、本人のセンス以上に、エンジニアであるHotodaさん達の職人仕事によるところが大きいと思うから、こういったLIVEハウスでのLIVEだと、加工に限界があるから、あの持ち味が出せないんだよね。
そう考えると、やはり、ある程度加工出来たものを大きなスピーカーで流せる大きな箱のほうが、特に激しい曲をやるときはイイと思う。
どうしてもLIVEハウスでやるなら、unpluggedで、まったりと、そして、静かに聞き効かせる方向のほうがイイ。
実際問題、弾き語りがメインだった"SAKURAドロップス"と"Stay Gold"はイイ雰囲気だったし。
でも、次回からは、たとえ小さな箱でも、全席指定できるような場所にしたほうがいい。
本人も寒い中、ずっと並んで待ってくれてる人たちのことを心配してるんだけど、それは、UtadaのLIVEがそこまでするほどの価値があるからこそ、みんな無茶して並んでるわけで。
本人も周りも、そこは自覚して、心配するぐらいなら、熱狂的なファンが無茶をしないような対策をできる場所を、選んだほうがいいと思う。

ファンの熱狂ぶりっていうか、帰ってから色々調べて驚いたことがある。
おい、なんかハワイとロスでのLIVEの盗撮映像が普通に某所で出回ってるんですけどwww!?
ちょっと待て、何おまいら堂々と盗撮してんだ、それも複数人が?
ハワイとロスの映像だけでも、10個ぐらいは余裕で出回ってるんですけど(w。
おいおい、このツアーは全ての会場で撮影禁止じゃないのかYO!?
ロスとシアトルの間は中1日だったんだから、どう考えてもこの映像は、LIVEの次の日には出回っていたことになる
どうりであれだけ厳重に、セキュリティ・チェックをされたわけだ。
LIVEの間も、至る所で懐中電灯で客席を照らしながら、セキュリテイが目を光らせてたし。
こんなプレミア・チケットの映像が、次の日には全世界中に流れてしまうなんて、レコード会社としてはたまったもんじゃない。
さすがに、あれだけセキュリティ・チェックをしたせいか、まだシアトルの映像は出回ってないけど、ファン・サイトの掲示板を覗いたら、こっそり写真撮っただの、盗撮しただの、盗聴しただの言ってる奴がちらほらいるんだよね。
無理もない、携帯電話は取り上げられていない以上、最近のは当たり前のように音声、写真、ビデオが録れちゃうからな。
実際問題、写真をうpしてる奴もいた。
おい、おまいら、そういう話は、もっとこっそりやれ(w。
なに全世界からアクセスできるファン・サイトの掲示板で、堂々とカミングアウトしてんだよ?
日本だったら余裕で"炎上"しそうなもんなのに、誰も注意する奴がいない
まぁ、一応、本当のファンだったらそういうことはやめましょうって注意した奴が一人いたんだけど、どうせUtada本人の意思じゃなくてレコード会社の都合でしょ?行きたくても行けない人のほうが圧倒的に多かったし、3年ぶりのツアーで次いつになるかわからないんだし、なによりうちらは人間なんだからしょうがないじゃんなんて言う奴もいた。
共通していたのは、どうせUtada本人の意思じゃなくてレコード会社の都合でしょ?ってノリかな?
バカ野朗、そのレコード会社の都合って奴が、Utadaの今後の活動に一番影響を与えて、最終的にはファンが困るってことがわかってねーだろ、この素人どもが!
まぁ、気持ちは痛いほどわかるから、盗撮や盗聴してしまったこと事態には何も言わないけど、それをネットにうpするような真似だけは絶対にやめろよって言いたい。
個人で楽しむだけにしとけよ、ほんと。

うーん、こんなネタで炎上しないなんて、最初は、中華系のファンが多いからかな?とも思ったんだけど、なんか人種とか関係なく、アメリカではこういうノリなのかな?って気がしてきた。
日本にだって盗聴する奴はいるけど、さすがにこんなに堂々と盗撮までして、それをうpするような奴はそんなにいないと思う。
うーん、道徳概念っていうか、文化の違いなんですかねぇ?
今のハイチで、被災地の治安が心配されているけど、日本は阪神とかの大災害とかの後でも、暴動や略奪が起きないから凄いって外国から言われているって聞いたことがあるけど、本当なんだなって思う。
ちなみに、Utadaがデビューした当時からこっちで学生をやってきて、いろんな人種と同じ教室で机を並べて勉強し、日本の音楽も聴くっていう奴と色々話したことがあるけど、Utadaのことを好きな奴は、チャイニーズとかのほうが昔から多かった。
コリアンの場合、最近だと、BoAがいるから、そっちをプッシュしてるみたいで、チャイニーズほどは聴いてないかな?
実際に、今回のLIVEも、コリアンらしき人はそんなに見なかった。
これは勝手な憶測なんだけど、なんかチャイニーズの人は、たとえ相手が日本人でも優れた人は、アジアの代表みたいな感じで認めてくれるところがあるような気がする。
これがチョソだと、意地でも自分たちの民族や血筋にこだわって、隙さえあれば"在日認て・・・、ゲフンゲフン。
だから、チャイニーズとかのほうが、気が合う奴は多いですね。
もっとも、どこで住んでいようと、日本人であることを自覚してるうちは、どんなに探しても一番気が合うのは日本人だけだけどね(w。

と、まぁ、話が脱線したけど(笑)、本当にイイものを観せていただきました。
基本的にCDを聴いてる方が好きだから、よほどのことじゃないとLIVEには行かないんだけど、それでも、今まで行ったことがあるLIVEの中で、最高クラスだったと断言できます。
いい自慢になりました(w。
これからもツアーは続きますが、病み上がりということもあるので、あまり無理はして欲しくないですね。
でも、できたら、ファン・サイトの掲示板でみんなが言ってるみたいに、New YorkかLondonのLIVEだけでも、商品化してあげてください(w。
今のところ、どこの会場もテレビ・カメラは入ってなかったそうなので。
でも、とりあえず、この日は、本当にお疲れ様でした。
そして、来てくれて、ありがとうございますって言いたいですね。

P.S. どうでもいいけど、ファン・サイトの掲示板では、Utada風に言うと"圭子"が、前のほうで写真撮ってたっていう目撃証言が複数あるんだけど、マジ!?お母さん、運動会じゃあるまいし、娘の全米ツアーという晴れ舞台を、自ら写真に収めてたんですか(w?本当だったら、なんか和むなぁ( ´ー`)フゥー...。

posted by LE ROI TRISTE at 08:38| シアトル 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 邪道式音楽評論 [Music Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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