工作機械の開発において大きくは2つの方向性があります。１つは従来ではできなかった部品加工や、より精密な加工を可能とする機械で、航空機部品や人工骨などを加工する5軸加工機や複合加工機の開発です。もうひとつはシンプルな加工を精度良く連続して行うための技術開発で、最近では先進国だけでなくBRICsやアジア諸国の機械メーカーとも競合が激しくなってきました。そうした競合メーカーの追従を振り払うためにも、技術革新や高品質はもちろんのこと、操作性や保守性の向上追及など、多くのユーザーに満足していただくための日々の進化を欠かすことができません。

色々なタイプの人がいて良いと思っています。学術成績の優秀な人、勉強は苦手だけれど元気な人、人とのコミュニケーションが得意な人・・・見る人が変われば評価されるポイントも変わります。個人的な意見を言えば、開発者としては挫折を経験したことのある人の方が強いと思います。仕事はうまくいくことばかりではありません。苦境に面した時に「次こそは！」と新たな力を発揮することが新しい技術を生み出します。

「おもてなし」に心がプラスされると、それは「ブランド」になります。工作機械の営業は「ものづくり」の根幹を成す経営者の重要なパートナーでなければなりません。これは、お客様に思いもよらない、期待以上の満足・親近感を与えることであり、それが感動を呼び深い感銘を与えることにつながります。特に当社では　「Mazak流のおもてなし」の企業文化を次の世代にMazak DNAとして語り継いでいます。お客様の喜びはMazakの喜びでもあります。Mazakに入社を希望される皆さん、皆さん一人ひとりが「Mazak流おもてなし」の継承者になってみませんか？

「Mazakでどのような仕事をしたいか」というビジョンを明確に持ち、受け身ではなく積極的な姿勢で当社を選んで欲しい。その為には学生時代に教授、講師諸氏、先輩・後輩を問わず、いろんなカテゴリーの人達といろんな夢について大いに語ってほしい。そのことが、今後の社会人としての長い人生において大きな活力となります。又、困難にぶつかったときにでも、多角的な視野で対処できる能力を身につけることにもつながります。