トップページ社会ニュース一覧保育園児92人 給食で食中毒
ニュース詳細

保育園児92人 給食で食中毒
9月19日 21時4分

東京・清瀬市の7つの保育園で18日、給食を食べた園児90人余りが、相次いで口の周りが赤くなるなどの症状を訴え、保健所は給食が原因の集団食中毒として、材料の管理状況などを調べています。

清瀬市によりますと、7つある市立保育園のすべてで、18日、給食を食べた園児が相次いで口の周りが赤くなるなどの症状を訴えました。
症状を訴えたのは、0歳から5歳までの園児合わせて92人で、ほとんどは口を洗うとすぐに治まりましたが、3歳の女の子1人は、全身に発疹があったため病院で手当てを受け、すでに回復したということです。
保健所が検査したところ、給食として提供されたいわしの加工品から、じんましんなどを引き起こす化学物質のヒスタミンが検出されました。
材料のいわしは、清瀬市内の水産会社から7つの保育園に運ばれ、それぞれで調理されたということです。
ヒスタミンは、赤身の魚や加工品を不適切な温度で保存すると発生するとされ、保健所は給食のいわしが原因の集団食中毒と断定し、保存や管理の状況などを調べています。
中澤弘行副市長は「子どもや保護者に迷惑をかけ申し訳ない。安全が確認されるまで保育園での調理は取りやめ、パンやレトルトの食品を提供したい」と話していました。

[関連ニュース]
k10014673671000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ