クラウドソーシングにまつわる、面白い対談記事がアップされています。「“炎上の夏”は“結束の夏”」…笑
クラウドワークス、ランサーズ両社長緊急対談:日経ビジネスオンライン
いざとなったら、クラウドソーシングで食いつなごう…
フリーランス稼業も三年目に入りましたが、未だに「ヤバい、今月・来月は売上が少ないぞ…子どももいるしどうしようヤバい死ぬ」という恐れに駆られることがあります。一応年初の目標は達成しているのですが、ぼくはチキンなので、少しの変動で心もユラユラするのです。我ながらもっと精進せえ、という感じですね。
で、最近はそういうマインドに陥ったとき「まぁ、いざとなったらクラウドソーシングで仕事を受注するか…」という思考の選択肢が現れることに気づきました。
ぼくは一応ライターとしてそれなりの経験もあるので、確かになんとかなる気がします。収入が減ったら、クラウドソーシングで補填すればええじゃないか!さぁ、今日も元気に生きよう、と開き直ることができます。
先日クラウドワークスに遊びに行った際に、吉田さんがまさに「クラウドソーシングだけで家族を養う、みたいなもの一つの方向ですが、現実的には、セーフティネットとしての機能も強いと思うんですよね。仕事が減ったら、うちを使って収入を確保していただく、という使い方です」というようなことをお話しておりました。すでにそういう使い方をしているエンジニアは多そうですね。
実際、クラウドソーシング「だけ」に頼ろうというのは、それはそれでリスキーな選択肢であるようにも思われます。価格競争に晒されるのは間違いないでしょうし。多くのフリーランサーにとって、クラウドソーシングは「最初の実績づくり」や「セーフティネット」のような、補完的役割を担っていくのでしょう。
今後はランサーズ、クラウドワークスのような全方位型のクラウドソーシングのみならず、優れたフリーランサーのみを集めた特化型のクラウドソーシングサイトも登場してくるのでしょう。
たとえば「出版実績、大手メディアでの執筆実績のあるライターを500人集めたクラウドソーシングサイト」とか。そういう特化型サイトが出てくれば、自然と単価も上がるでしょうから、ぼくらはもっと生きやすくなりそうです(この特化型サイト、作りたいなぁ。誰か一緒にやりませんか)。
関連本はこちら。クラウドソーシングの未来を描いた作品では、もっともよくまとまっている一冊です。Kindle版がお買い得。