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大飯原発停止で1年2か月ぶり原発ゼロへ9月15日 4時11分
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国内で唯一運転している、福井県にある大飯原子力発電所の4号機について、関西電力は、定期検査に入るために15日深夜、発電を停止し、16日未明に原子炉を止める計画です。
この結果、国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止することになります。
大飯原発では3号機が今月2日、発電を停止し定期検査に入ったことから、残る4号機が国内で唯一運転を続けています。
関西電力は大飯原発の4号機について、定期検査に入るために15日午後5時前から原子炉の出力を徐々に下げる作業を始め、午後11時ごろに発電を停止する予定です。
また16日午前1時半ごろには原子炉を止める計画です。
この結果、国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止することになります。
一方で、大飯原発を含む6つの原発の合わせて12基が、運転再開を目指しことし7月から原子力規制委員会の安全審査を受けていて、規制委員会は審査の期間について「半年程度」としています。
しかし、審査は電力会社の対応によって実際にどの程度かかるかわからないうえ、運転再開の前には自治体の了解も必要で、停止中の原発の運転再開は具体的な見通しが立っていません。
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