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人口13億人の中国、国民の3分の1が標準語話さず

2013年 09月 6日 15:06 JST
 
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[北京 5日 ロイター] - 13億人超の人口を抱える中国では、国民の約3分の1にあたる4億人以上が同国の標準語とされる「普通話」を話せないことが分かった。新華社が5日伝えた。普通話を話せても、流ちょうではない人が非常に多いという。

新華社によると、教育部の報道官は、普通話を話せる国民の割合は70%にとどまるとし、残りの30%は全く話せないとコメント。「普通話の使用拡大を強化していく必要がある」と述べた。

異なる方言や少数民族の言語が存在する中国では、政府は過去数十年にわたって普通語の使用を呼び掛けている。

ただ、普通話の浸透に反対する地域もあり、チベットでは学校での普通語使用に対する抗議活動が発生。一方、南部の広州では、当局が広東語を軽んじているとして市民らがデモを実施した。

 

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9月5日、13億人超の人口を抱える中国では、国民の約3分の1にあたる4億人以上が同国の標準語とされる「普通話」を話せないことが分かった。写真は北京で6月撮影(2013年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)