浜松日体高:バレー部顧問が平手打ち13回
毎日新聞 2013年09月17日 19時12分
日本体育大系列の浜松日体高校(松田清孝校長、浜松市東区)のバレー部顧問が、男子部員に繰り返し平手打ちする体罰をしていたことが17日、分かった。体罰の様子が動画サイト「ユーチューブ」に公開され、同校が認めた。
同校によると、15日に遠征先の岐阜県であった練習試合中、顧問の男性教諭(41)が、2年生部員の頬を13回平手打ちした。教諭は同日中、もう一人の部員にも数発の平手打ちをしたが、2人ともけがはなかった。
教諭が大声を上げながら2年生を平手打ちする16秒間の動画を別の部員が携帯電話などで撮影し、16日にサイトに投稿された。保護者らからの指摘を受け、教諭は「プレーが弱気なので気合を入れるためだった。申しわけない」と、部員に謝罪したという。
教諭は昨年5月にも別の部員に平手打ちをして口頭注意を受けていた。同校は今回の体罰について処分を検討している。【荒木涼子、井上知大】