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棟方志功没後38年、遺族ら墓参
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志功の墓前で手を合わせる棟方さん |
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青森市出身の板画家棟方志功(1903〜75)の命日に当たる13日、遺族や関係者ら16人が同市の三内霊園にある志功の墓「静眠碑」をお参りし、没後38年を迎えた画伯をしのんだ。
“晴れ男”と言われた志功にふさわしくこの日は天候に恵まれ青空が広がった。墓前には、志功が好きだったヒマワリの花や干し餅、おやきなどが供えられ、生前よく聞いていたというベートーベンの「歓喜の歌」が流された。
参列した志功の孫の棟方良さん(39)、棟方志功記念館の松森永祐理事長、志功の孫の石井頼子さん(56)、めいの岩田煕子さん(83)らが1人ずつ線香を手向けた。同館の松森理事長はあいさつで「さらに工夫を凝らした作品展示で棟方画伯の継承に努めていきたい」と述べた。
東京都在住の棟方さんは「祖父の命日に参列したのは初めて。半年くらい前に子どもが生まれたのでその報告などをした」と話していた。
同市松原の棟方志功記念館では12月8日まで秋の展示「四季の彩り」を開いている。
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