蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】本田 昨季王者相手に奮闘も完敗2013年9月19日 紙面から
◇欧州CL1次リーグ第1節 バイエルン・ミュンヘン3−0CSKAモスクワチャンピオンはやはり強かった。前回覇者のバイエルンに挑んだ本田。しかし、決定機をほとんどつくり出せないまま、完敗を喫してしまった。 相手の強力な攻撃を恐れるあまり、CSKAモスクワはチーム全体が引いて守る時間帯が長く、本田が前線で孤立するシーンが目立った。「もう少しリスクを負って(攻撃に)人数をかけないと(相手の)ゴールまでは遠いと思った」と振り返った。大声で味方を叱咤(しった)してもサポートは少なく、イメージ通りのプレーには程遠かった。 それでも、スルツキ監督から「われわれのキーマンはホンダ」と期待を込めて名指しされた「背番号7」は、勇猛果敢にバイエルンの守備陣に立ち向かった。 時に、軽やかな身のこなしで相手をかわし、そこからドリブル突進。競り合いでは意図的に相手に自分の体を当て、弾き飛ばしてマイボールにするなど憶することなく食い下がった。結果としては効果的な攻撃を展開することができなかったが、長短織り交ぜたパスも繰り出し、何とか局面を打開しようと試みた。 前半38分には右寄りの位置から積極的に左足シュートを放ったが、相手DFにはね返された。後半には相手ゴール前に強引に割って入ってシュートチャンスを迎えそうにもなったが、あと一歩のところで阻まれた。 試合後は「実力の差が結果に出てしまった。セットプレーからの2失点はちょっと…。格上にはやってはいけない失点なので」とガックリ。「(1トップの)ムサと(自分の)2人でどう点を取りにいくか。インパクトを求められているという意味では期待に応えられなかった。残念ですね」と無念の表情でスタジアムを後にした。 (ミュンヘン、島崎美紀) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|