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安倍晋三首相は19日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)を視察する。放射能汚染水漏れへの対応状況を自ら確認。汚染水問題は制御されているとして、解決を国際公約したことを踏まえ、政府が前面に出て対策に全力を挙げる姿勢を示し、国内外の不安の払拭(ふっしょく)に努めたい考えだ。首相が福島第1原発を訪れるのは、就任直後の昨年12月29日以来。
首相は防護服を着用し、汚染水が漏れた貯蔵タンクや、汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置(アルプス)」、汚染水の拡散を防ぐために第1原発1、2号機の間の護岸に設置された水中カーテン「シルトフェンス」を視察。現場で対策に当たる東電作業員らを激励する予定だ。
7日にブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会で、首相は汚染水問題について「状況はコントロールされている」と表明。国の責任で解決する姿勢も打ち出した。しかし、その後に東電幹部が「コントロールできていない」と発言し、政府との認識の違いが表面化。事態収束のめどは立たず、野党は国会で追及する構えを見せている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013091900056
首相は防護服を着用し、汚染水が漏れた貯蔵タンクや、汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置(アルプス)」、汚染水の拡散を防ぐために第1原発1、2号機の間の護岸に設置された水中カーテン「シルトフェンス」を視察。現場で対策に当たる東電作業員らを激励する予定だ。
7日にブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会で、首相は汚染水問題について「状況はコントロールされている」と表明。国の責任で解決する姿勢も打ち出した。しかし、その後に東電幹部が「コントロールできていない」と発言し、政府との認識の違いが表面化。事態収束のめどは立たず、野党は国会で追及する構えを見せている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013091900056
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