テリー 山形時代、ちゃんとした恋愛もするにはしてたんだろ。
橋本 してないですね。一緒に帰るとか、手をつなぐぐらいで。
テリー じゃあ、処女だったんだ。
橋本 はい(笑)。
テリー 山形で処女。“山処女”だ。
橋本 山処女でした(笑)。
テリー いいじゃない、地方処女。じゃあ、17歳で東京に出てきてからは、どんな生活だったの?
橋本 高校に通いながらお仕事をやろうとしてたんですけど、何しろ当時はすごく太っていたので。食べるのが大好きなんですよ、私。
テリー 山形は何がうまいんだっけ。
橋本 おいしい食べ物、いっぱいありますよ。サクランボとか、お米や米沢牛とか。
テリー でも、高校生が毎日、米沢牛を食うような食生活をしてないだろ。何食って太ってたんだよ(笑)。その頃は何キロぐらいあったの?
橋本 60キロ近くありました(笑)。「これじゃあ仕事がない」と言われて、上京してからは毎日事務所に行って、体重計に乗せられていました。「食べた物を書き出しなさい」という感じで、しっかり管理されてたんですけど、高校生の時は全然プロ意識がなくて。学食を毎日いっぱい食べてましたね。
テリー それは本来、あまり悪いことじゃないけどな。でもその結果、どうなったの?
橋本 高校卒業とともに友達はみんな大学に進学して、でも私は仕事もなくて、1人で何もすることがない日が続いちゃって。そこで「これではダメだ!」ってようやく気づいたんですね。そこから懸命にダイエットしました。
テリー 痩せたあとも、体形を維持しなくちゃいけないから、大変だよな。
橋本 はい。マイナス10キロぐらい変わったところで、でも歌や演技はまだまだ、ということでグラビアをやろうとなって、そこから本格的に今につながるお仕事が始まりました。
テリー ここのところブレイクしてきてるね。
橋本 ありがとうございます。高校生って、芸能活動ではいちばん大事な時じゃないですか。チャンスはすごく失ってきたなぁと自覚はしてますね。
テリー そういうところが橋本っぽくはあるけどな。
橋本 だからあらためて頑張りたいと思っています。
テリー コンテストで入賞した頃と違って、清純派のイメージだけにとどまらなくてもいいんだろ。
橋本 そうですね。実際の性格も、清純というよりは好奇心が強いタイプですし。セクシー表現は積極的にしていきたいです。
テリー 山形のお母さんには何か言われないの。
橋本 「あなたのことは恐怖でしかない」と言われました。
テリー ま、グラビアもあれだけ脱いでるからなぁ。「でも、まだ乳首は出してないから、大丈夫よ」ってちゃんと言った?
橋本 はい(笑)。
テリー さっきからドレスの胸元を引っ張ってるけどさあ、それ、やらないとどうなるの?
橋本 ドレスがどんどん落ちて、それこそ乳首が。
テリー あっそう。じゃあ、もう手でいちいち直さなくていいよ(笑)。
橋本 ハハハハ。