テリー つきあうと、どっちから別れるタイプ?
橋本 半々ぐらいです。私からと向こうからと。
テリー 例えば、どんな感じで自分から別れたことがあるの。
橋本 年下の人とおつきあいしていた時、彼は仕事の他にバイトもしていて、会いたいけど会えないっていう日が続いたんです。
テリー 向こうは働いているんだからしかたがないよな。
橋本 でも、私は会えないのがつらすぎて、この気持ちをなくそうなくそうって頑張ったら、逆に嫌いになっちゃって。
テリー ハァ? どういうことよ。意味がわかんないんだけど。
橋本 毎晩泣くぐらい大好きだったんです。その気持ちを抑えようと、自己洗脳してたんですよ。私は彼のことが嫌いなんだと。
テリー ああ、自分で催眠術をかけたのか。
橋本 そうです、そしたらかかっちゃったという。
テリー ハハハハ。彼氏もたまったもんじゃないな。「俺のことをあんなに好きだったのに、急に嫌いになっちゃったの?」って。
橋本 はい。
テリー やっかいな女だなぁ、オマエ(笑)。他にはどんな別れ方をしたの?
橋本 自宅でお仕事をする人に、電話ならいいかなと思って、電話をたくさんしてたんですよ。でも、ある日、「もう俺を解放してくれ!」って言われてフラれましたねぇ。あとは一緒に旅行に行ったら、1週間毎日大ゲンカとか。
テリー 何でだよ。普通、旅行って一番の盛り上がり時じゃん。
橋本 いや、旅行っていろんな予定を組むので、お互いのやりたいことや趣味がスレ違うと、小さいことでモメがちなんですよ。結局、帰ってきて、成田離婚みたいになっちゃいました。
テリー そういうのは、夜のエッチで直せばいいじゃん。
橋本 あ、そういった方法があったんですね(笑)。
テリー 今、彼氏は?
橋本 いないんです。1年半ぐらいいないです。今は仕事を頑張りたいので。
テリー これからの夢は?
橋本 今はいただいたお仕事を必死にこなすだけですけど、表現することが好きなので、なるべく長くこの世界にいて、いろんな挑戦をしていきたいですね。
テリー 「壇蜜効果」じゃないけど、30前後の大人の女性が最近注目されてるから、大チャンスだよな。
橋本 壇蜜さん、大好きです。すごく頭がよくて、自己プロデュースにたけていらっしゃいますよね。
テリー そうだな。でも、次のポジションは、橋本がいちばん近いんじゃないかな。
橋本 ありがとうございます。でも、私は壇蜜さんにはなれないですし、セクシーの方向性も差別化したくて。私も「エロス」の表現はとても好きなので、私は「秘めたエロ」でいきたいですね。
テリー 「秘めエロ」ね。いいじゃん。
橋本 官能小説とか、セクシーな文学や映像表現も大好きで、よく読んだり見たりするんです。
テリー 内側からそういうのを勉強するのは、大事だよな。
橋本 でも恋愛を最近してないので、グラビア撮影をやると、自分から何かそういう秘めた部分が出てくるのを肌で感じますね。
テリー ああ、フェロモンが出てくるんだ。
橋本 内側から何かがすごく出てきて、ちょっとやりすぎるぐらい表現してしまうんですけど。だから逆に恋愛で使わないで、今、うんとためて、写真で表現したほうがいいのかな、と思うこともあります。
テリー だけど、全裸もいとわないぐらいの仕事のオファーがあったらどうするの。お芝居や映画でさ。
橋本 作品にもよりますけど、ぜひやってみたいですね。
テリー わあ、いいね。よし、俺、すぐ脚本書こう。
橋本 ホントですか。テリーさんも絡んできちゃったりして。
テリー 俺は絡まないよ。あとで「何だテリーさん、大したことないや」って橋本に言われると、俺の威厳がなくなるからな(笑)。
橋本 アハハハハ。ぜひ、お願いします(笑)。
◆テリーからひと言 橋本主演の官能映画の脚本は、最初から最後まで、橋本がずっと脱ぎっぱなしの作品なんてどう(笑)。秘めても秘めてなくても、持ち前のエロスをどんどん開花してくれよ!