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【AKBじゃんけん大会】16歳珠理奈が号泣、7連勝でAKB単独初センター!

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優勝が決まった瞬間、喜びで泣き崩れた松井珠理奈

 ◆AKB48 第4回じゃんけん大会(18日、東京・日本武道館) 6月の総選挙で6位に食い込んだ、次期エース候補、SKE48の松井珠理奈(16)が、じゃんけん大会で初優勝を飾り、通算3度目、単独では初となるセンターをゲットした。自ら引き当てた第1試合となる1回戦で武藤十夢(18)を下した珠理奈は一気に勢いに乗った。7連勝し一気に頂点に上り詰めた。

 涙が止まらなかった。珠理奈は「みんな、力が入るとグーになると思った」と戦略を立て、すべてパーで優勝をつかみ、ステージに座り込んで号泣した。「まさか勝てるなんて思ってなくて…」。総立ちのファンから「じゅりな」コールを浴びると、「たくさんの方の応援で、まさかのセンターを取ることができました!」と声を張り上げた。

 幸運の左手で栄冠をつかんだ。7月、5大ドームツアーの福岡公演で左手人さし指を舞台セットにぶつけて骨折したが、休むことなくツアーを完走した。患部はほぼ治っているが、今でもリハビリを続けている。この日は「痛い思いもしたし、運が巡ってくればいいな」との思いで、あえて骨折した左手でパーを出し続けた。

 勝利の女神は頑張った珠理奈にほほ笑んだ。選抜メンバー一番乗りも珠理奈。3回戦で島田晴香(20)をパーで下すと、驚きのあまり両手で顔を覆った。勝ち名乗りを受けると、とびっきりの笑顔を見せた。じゃんけん大会では初の選抜入りだ。

トロフィーを受け取ると、満面の笑み

 抽選で1番を引き当て、開始早々の第1試合に登場した。ミニスカートの女子高生ルック。「一番に負けると格好悪いので、ここは勝ちたいと思います」と堂々、宣言した。“下克上”を狙う武藤を破ると、手を突き上げてジャンプ。プレッシャーから解放され、喜びを爆発させた。

 衣装にはこだわった。テーマは等身大。「大人っぽい」と言われることが多く、背伸びをしている自分を変えたかった。「高校2年生ですから『意外と若いぞ』ってアピールしたい。最近、前髪も短くしたし」。かわいらしい“ニュー珠理奈”でファンを魅了した。

 今年6月の選抜総選挙では過去最高の6位に食い込み、「神セブン」の一角を崩した。SKEはもちろん、今や48グループ全体を引っ張る存在に成長した。じゃんけん大会では今まで結果を残せなかっただけに、今年にかける意気込みは強かった。大会後の会見では「センターは渡しまセンター」と得意のダジャレで今後の抱負を語った。

 ◆松井 珠理奈(まつい・じゅりな)1997年3月8日、愛知県生まれ。16歳。SKEチームSとAKBチームK兼任。総選挙は第1回から19位、10位、14位、9位、6位。愛称・じゅりな。キャッチコピーは「1、2、3、4、ご一緒に、6、7、8、9、じゅりな~!」。趣味は料理、お菓子作り。特技はテーブルクロス引き。身長163センチ。血液型B。

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[2013/9/19-06:05 スポーツ報知]

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