らいくあらーめん

　朝は相鉄線海老名駅ホームの相洲そばにてかき揚げそば360円。
　この店は最初カレー屋としてスタート、その後コーヒーを出すようになり、ついには立ち食いそば屋になり。
　立ち食いそば屋になってもカレー、コーヒーはそのままなので、カレーは立ち食いそば屋のレベルではありません。

　久し振りに立ち寄って食べてみましたが、店内であげるかき揚げはカリカリでとても美味しい。
　それにしても、相変わらず券売機なしの現金口頭販売なんだ、色々と心配してしまうよ。

　今の現場への最短距離は川崎から北上するべきですが、今日はどうしても行かなければならないお店があります。
　乗車した京浜東北線に揺れること45分で巣鴨、この駅に降りるのは一年ぶりになります。

　すすすっと最短距離で歩いて蔦＠巣鴨、冠の「Japanese Soba Noodles」はいいでしょう。
　平日でも店外待ち必須と聞いていたので心していまいたが、店外待ち無し、そっと引き戸を開けて店内に入ると満席。
　なるほど、開店待ちのお客さんがちょうど座った感じかと券売機に向かい、とりあえず適当なボタンを押して、券売機すぐ隣の貼り紙に目をやります。
　ＳＭＬＸＬのＳＭＬは×が付けられていて、ＸＬだけは無印、ホール担当の男性店員さんに確認すると売り切れていないとのこと。

　そう、このＴシャツが欲しかったんですわ、本当は昨日の夜に来たかったのですけどね。
　しっかりと受け取って待ち席に座るタイミングで「どうも」と大西店主さんから声を掛けられ、「いやぁ、Ｔシャツが欲しくて来ました（てへ）」と挨拶。
　程なくして席が空いたので、すっと立ち上がって券売機横の清水器に向かって自分でお冷やを汲んでから着席。
　気が付いたら店外待ち満席で、既に店外待ちが出来ているみたい、ちょうどいいタイミングでした。
　厨房には店主さんと助手さんの二人体制、今後の飛躍を考えるととても大切な助手さん、頑張って欲しい。

　さて、南高梅塩そば850円、テーブルではなくカウンター台への提供なんですね。
　ふんわりした極上の香りを我慢して写真を撮ってから、前回はレンゲを使いませんでしたが今回はレンゲで、スープを飲んでみると南高梅は遥か遠くなのに梅肉の味がする。
　スープは丸鶏をメインに数多くの食材をジグソーパズルのように組み合わせてあり、一言で何がどうという説明が出来ない味わい深いスープ。
　しなやかな極細麺は自家製麺でスープにまとわりつくような食感で、この麺を作れるのは日本広しと言えども大西店主だけでしょう。

　トッピングは最低限で、大きくも薄く切られたチャーシュー、上質な岩海苔、三つ葉、そして南高梅。
　とても美味しいのでゆっくり食べましたがあっという間に無くなってしまう、最後はレンゲをおいて丼を持ってスープを飲み干します。
　ああ、美味しかった、ご馳走様でした。

　この現場にススキが頭を垂れる季節までいることになるとは思わなかったよ。
　それでもしっかりと現実を受け止めなければならない。
　現実はかくも厳しけれど、楽しさや嬉しさも現実から来るのだから。

　仕事を終えて池袋へ、池袋には行かなくちゃ行けないお店が沢山あるのですが、中々行かれません。
　足取りも軽く向かった先は蒙古タンメン中本池袋、ふう、今月も食べに来てしまいました。
　いつか行こうと思っていた1階の担々麺屋さんは閉店してしまい、通り斜向かいにある味坊さんも違う店舗に生まれ変わってしまいました。
　こっちは食べるばっかりだから楽だけど、営業されているお店は大変なんですよね、と思いながら階段を登ります。

　入口に着いて店内を覗くとちょうど店内待ち満席、気候も随分落ち着いてきたのでお客さんが出てくるまで外で待ちます。
　程なく待って店内へ、今夜は副店長さんがいない代わりに主任さんがお店を仕切っているようですね。
　10分ほど待ってやっと席が空いたのでカウンター席へ、メルマガサービスでウーロン茶をお願いしてラーメンの出来上がりを待ちます。

　5分ほどして湯麺730円の麺少なめ、半冷し味噌ラーメンスープ170円、プチ冷味丼160円。
　今日のタンメンは珍しくスープが乳化していて旨みが強め、野菜の火の通りもばっちりでとても美味しいです。
　中本はいつ食べてもこうやって美味しいから安心して通えますよね。
　サッポロ製麺の中太麺もとてもいい感じで茹で上がっていて、こんなコトなら押さえのヒヤミスープは要らなかったな。

　麺の半分はそのままで、残りの半分をヒヤミスープへ浸してつけ麺風にしていただきました。
　なし崩し的に販売されている冷味丼、色々と言いたいことはあるけどまあ、良いでしょう。
　スルッと食べてしまってご馳走様、また、来月、食べに来よう。

　ついに東京初進出のベトコンラーメン新京、何の事前情報も知らなかったのでびっくり。
　完全に愛知の地ラーメンだと思っていたのですが、東京で食べられるのはとても嬉しい。