らいくあらーめん

　誰よりも早く起きている愛犬、犬は1日20時間寝ると言われている。
　一日中家の中では気が詰まるので、朝、庭に出してやるのが自分日課になってしまったけど。
　仕事が終わって一路新宿へ、新宿へ向かう京王線特急の車内でどこのお店に行こうか考える。

　って、つつじヶ丘にも行かなくちゃいけないお店があるのに。
　新宿で山手線に乗り換えて高田馬場、高田馬場には行かなくちゃいけないお店が沢山あるのに、今夜も蒙古タンメン中本高田馬場。
　中本は建物内に出店している店舗が多く、「昼間に行きました」「（大雨が降っていても）会社帰りに寄りました」とブログに店先の写真を公開しても誰も分からない。
　色々と助かっています。
　店内に空き席が目立つ時間帯、ガラス戸越しに店内の様子が丸見えですが、店内からも外の様子が丸見えですね。

　今月は限定メニューが無いと思っていたら、先の激辛グルメ祭で販売された辛し肉肉麺を店舗販売するという。
　とは言ってもここ高田馬場店と高円寺店のみとのこと。
　券売機のボタンを見ると、通常麺と太麺がラインナップされていて、太麺は60円増しとなっていました。
　食券を買って厨房を振り向くと、調理場には浜口主任、麺茹でを豊田店長、ホールを見慣れない店員さんと3人体制。
　空いている席に案内され、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。

　程なくして辛し肉肉麺（太麺）840円、辛さは普通、中辛、大辛が選べますので大辛でお願いしました。
　グルメ祭ではプラスチックの容器でしたが店舗では大きめの黒皿、餡は予め調理されて暖められている特製餡、辛さ調整に辣油風スープを掛けて。
　唐辛子入りの麺はラインナップされませんでしたが、シイタケやタケノコが入っている餡はかなりの辛さで、実に美味しい。

　麺はカレーつけ麺などで使われる色の濃い太麺で、和え麺としてバッチリの食感、美味しいですねえl。
　付け合わせは細切りのキュウリにチャーシュー3枚、手前にはゆで玉子も乗せられています。
　こんなコトならライスを頼めば良かった的な美味しい餡をレンゲですくってご馳走様でした。

　山手線一本で渋谷、内回りのホームにラ王袋麺の店舗販売店が出来ていましたが、食べられる日は来るのだろうか。
　渋東の地下2階に下って蒙古タンメン中本渋谷、ってぐるっと店先に12人待ちですか。
　そこまでして並ばなくても良いかなと思って回避しようかと逡巡していたら、顔馴染みの店員さんに見つかってしまい。

　動き出せばすぐですよ、と言われましたが、15分、15分は早いのか遅いのか、分かりにくい。
　殆どのお客さんは2人、3人連れですので、1人客の私は何人か飛ばして席に案内されました。
　比較的奥の席に案内されましたが、すぐに新伊東副店長さんが挨拶に来て、続けて福田チーフが挨拶に来て、みんな頑張っているなぁ。
　今日は半ラービールセット880円にチャーシュー200円、先ずはビールを出されて今夜は渋谷で一人お疲れ様会。

　付け合わせにお願いしたチャーシュー、中本のチャーシューの歴史はここ渋谷店から始まったのですが、各店、独自に進化されています。
　程なくして半ラーメン、今日の半ラーメンは北極ラーメンにしました。
　北極スープは食べるタイミングで色々とありますが、今夜のはとろみを感じる濃厚な味わい、美味しいですねぇ。
　いつも通りむせ返るような辛さは健在で、中本に通いだした頃はこの辛さがとても辛かった（辛いなら辞めればいいの）のですが、それは昔話。

　量的には半というより2/5って感じですが私にはちょうど良い量、途中からチャーシューを乗せていただきます。
　中本のチャーシューは渋谷から始まりましたが、各店で独自の進化を遂げています。
　ビールを飲みながらちょうど良い量で食べ終わってご馳走様でした。

　この壁から私の中本通いは始まったのですが、未だ、お馴染みさんにもなれず。
　未だになれないんだから、今後もなれないだろうな。

　そんなことより、週末のラーメン修業の準備を進めないと。