三件目は渋谷センター街のど真ん中!
「B.N.F.さんの三件目の不動産投資か!?」と話題なのは、渋谷センター街の入り口から150mほど入った交差点の角地。全国的にも有名なセンター街のど真ん中とも言える場所で、渋谷駅から徒歩3~5分程度の土地だ。
建築中の柵に掲げられている「建築計画のお知らせ」には、B.N.F.さんの本名とともに、以前、ザイ・オンライン編集部員も取材で訪れたことがある住所が書かれており、限りなく本人である可能性が高い。
このビルは8月15日に着工され、完了予定は12月15日。敷地面積は18.97㎡、鉄骨造の3階建てで、延べ面積は50.79㎡となっており、用途は「物販・店舗」なので何らかのテナントを入れる計画のようだ。
敷地面積は小さく、土地の形は三角形で、少し歪な形なのが印象的だ。ただ、周囲にはマクドナルド、ABCマート、カラオケ館などが立ち並ぶ一方、両隣にあるのは古い雑居ビルなので、もし将来的に両隣が売りに出されれば、ある程度の大きさの商業ビルに建て替えることも可能だろう。
2008年に秋葉原駅前の物件を購入した際には「秋葉原のような大きな駅の駅前物件の多くは大手不動産会社か老舗が持っていて、個人が買える機会なんてまずない。かなり前から不動産をチェックしていた僕も、あんな物件は初めてだった。これはもう買うしかないと即決でした」と語っていたB.N.F.さん。
今回購入したと思われる物件も全国的にも有名な「渋谷センター街のど真ん中」で、個人がそう簡単に買える場所ではないはずだ。
しかも、2020年には東京オリンピックの開催も決定し、今回B.N.F.さんが買ったと思われる物件もハンドボールなどが行われる予定の「代々木体育館」から徒歩10分ほどの距離。B.N.F.さんが五輪開催決定前に購入していたのは、さすがの相場観と言えるのではないだろうか。
不動産投資を始めた当初、B.N.F.さんは「お金があったらあるだけ(株を)買っちゃうんですよ。自分を抑える意味でも資金を減らさなきゃいけないと思ってたんです」と語っていたが、今回の土地購入は昨年末からの「アベノミクス相場」で、さらに増えた資金を分散させるためなのかも?
編集部は取材依頼のメールを送ってみたが、今のところ返答はない。株価上昇の期待も高まる今こそ、B.N.F.さんが何を考え、どういう投資をしているのか、そして今回の土地購入の件についても、ぜひ聞いてみたいところだ。