- [PR]
地方
堺市長選 候補者に聞く(2)
■竹山修身氏(63)無現/西林克敏氏(43)維新
【問】子育て支援や教育にどう取り組みますか
≪竹山氏≫ 安心の環境づくり。待機児童ゼロ作戦の完遂(昨年度457人が本年度62人に。来年度はゼロを実現)。大阪府トップの子供医療費の助成(中学校3年までのワンコイン化)の継続。学力底上げに効果を出している、無料放課後学習のさらなる充実。中学生へ最適な昼食を提供するランチサポートの充実。今後は子供たちの学習環境の向上のため、小中学校全学年の教室にエアコンを導入する。
◇
≪西林氏≫ 子育ては、堺の未来の担い手を育てる最重要の課題だ。保護者が安心して子育てをできるよう、万全を尽くす。教育と小児医療の充実が大切だ。子供医療費助成制度は維持する。教育面では中学校給食の完全実施を早急に実現する。そして、教師の評価や校長の学校運営に、保護者が参画できるよう教育基本条例の制定を目指す。習い事クーポン制度を導入して、個人の選択を尊重する。
◇
【問】地震・津波などへの防災対策の考えは
≪竹山氏≫ 自助・共助・公助の3つをうまく高めていく。市民のみなさまに、3日分の非常食の用意など、日頃の備えをしっかりしていただくよう働きかける(自助)。防災訓練など地域での防災体制づくりを支援する(共助)。公共施設の耐震化や津波ハザードマップの作製など、行政の責任で進める(公助)。堺市は市民と地域と連携し、これまでの2倍の津波高6.8メートルを想定した防災対策を実施する。
≪西林氏≫ 東南海・南海地震が危惧される中、堺において震災・防災対策は喫緊の課題である。府市統合本部の会議に即時に参画し、巨大災害へは、大阪全体で対応する体制を確立する。また市消防局を大阪消防庁へ発展させ、消防力の充実を図る。さらに、住民の命を守るため、まちなかの公園に一時的な避難場所を作り、救援物資などの備蓄を行う。
- [PR]
- [PR]