オーディオにおける数値的特性について [オーディオ]
オーディオ機器には自らの性能をアピールするため色々なスペックの数字が書かれているが、自分はサイズと重量ぐらいでその他の項目は見ない。
余計な情報は思い込み、先入観を植えつけ正常な判断が出来なくなる。
大体最近のオーディオ機器でまともに鳴らないような低いスペックの物は無いだろう(笑)
スペックよりも実際今自分の部屋でどう鳴るかが問題。
S/N比、ダイナミックレンジ、周波数特性、過渡特性、残響特性、etc
どれもが特殊な環境での数値でそれがそのまま自分の部屋で再現されることなんて無い。
ALTEC A7の周波数特性を見ると30Hz~20kHzと書いてある(笑)
実際は50Hz~16kHz位だ。
どれも一つのオーディオ機器で表現されるものではなく再生系からアンプ、スピーカー、部屋をひっくるめてトータルの音作りで特性が決まる。
では個人でどう評価し判断するのかといったら、比較しかないと思う。
フォノイコの場合NAGRA VPSを自宅で比較試聴できたおかげでA.k.premiumが誕生した。
アナログを調整する上でよくデジタルを引き合いに出すのは比較する上で誰でもわかる基準だからだ。
アナログ同志ならDL-103C1を出すというのも同じ事で別にこき下ろしているわけではない(笑)
どれも選択を誤ればそれ以下の音になってしまうのだから。
今までそうやって調整してきた。
CD登場は確かにS/N比、ダイナミックレンジでアナログを圧倒した。
その音を目標にアナログをチューニングすると今度はCDでは出せない表現が生まれた。
それじゃCDでその表現が出るようにするにはとまた考える。
それを繰り返してきたのが現在の音で、これからも競い合わせていく。
現状は...
最近の録音ならレコードが出ていてもCDのが有利でレコードはカートリッジを変えて音色を楽しむ。
古い録音なら圧倒的にアナログが勝る。
ただ、その音の変化に対する説明なんか出来ない。
その時の比較でどちらの音が好きかで選択している。
ヘッドシェルやシェルリード線を変えただけでもカートリッジの評価は逆転する。
結局オーディオは他人と同じ価値を共有することは難しく、他にこういう音もあるんだということを認め合うものだと思う。
ただその音を認めるにもセオリーどうりのセッティングがされていることが前提だが。
コミュを退会して以来、お久しぶりです
退会しても、いつも日記を楽しく拝見しております
確かに、音楽を味わう為の趣味としての機器なのに
スペックで何たらを問うのは、私も変だと思います(^^;;
音楽「音」は、今の技術をもってしても測れない要素もありますし
だいたい人の耳自体が機械じゃ、ないのですから、笑
以下から、ちょと反論的な要素を含みますが(^^;;
アナログは、永遠に終わらないと思います
クラッシックが今も続いてるように、アナログも続いてくのだと思います
むしろネット「PC」オーディオなどが一時の流行で終わりなんだと思います
ディスクで残せない音楽など、つまらないですから(^^;;
by 103系好き (2013-09-18 23:09)
103系好きさん、お久しぶりです。
私もそろそろコミュ卒業かなーと感じています。
音は数値として表すことが出来ても音楽は数値で表せないと思います。
アナログ自体は永遠に残りますが、プレス工場が無いんですよー。
それに携わる熟練した人材も!
モノはあっても全盛期のようなレコードはもう簡単には作れないのが現状だと思います。
by VOTTA7 (2013-09-18 23:39)