「慰安婦問題を歪曲」 韓国団体が保守派教科書を批判

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題の解決を目指す市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」は18日、保守派「ニューライト」系の学者らが執筆した教学社の韓国史教科書が「慰安婦問題を歪曲(わいきょく)している」と主張し、検定合格を撤回するよう訴えた。

 同団体はソウルの日本大使館前で行った1092回目の水曜集会(慰安婦問題の解決を訴える定例の集会)で「教学社の教科書は1944年以前の日本軍慰安婦の歴史を消し去った」と指摘し、こうした教科書は絶対に生徒たちの手に渡ってはならないと主張した。その上で「政府は口先だけで慰安婦問題に理解を示すのではなく、正しい歴史教育に力を入れるべきだ」と強調した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース