おはなし掲示板

トップページへ

【小説?】PGバトルロワイアル -BROP- 中盤戦

日時: 2013/02/07 17:07
名前: _〆◆HIMMELMiHo

近未来SFサバイバル
  PGバトルロワイアル -ディレクターズカット-


 ※文字制限等々の関係上、簡略化して流れを良くするために、いろいろ省いたりするので個人的には【小説だろうか?】な認識です。


現在 2日目 午前8時25分
-【残り18名】-
http://p.tl/tJGM

禁止区域 2日目午前8時 より
http://p.tl/xIsq


作品中でカットされた設定や、詳しい内容を知ることができます
PGBRwiki http://www43.atwiki.jp/pgbr-himmel/
選手イラスト:http://urx.nu/2ooE(ああ◆ILC.mHQXwA より贈呈)


いままでの投稿 No.605まで
>>610 >>611 >>612 >>613 >>614


※ある意味即席小説なので、原作と世界観を類似させ、少し引用している部分があります。 
※この作品はプロット立てずに書いてます。行き当たりばったりです
※強要されて書くわけじゃないので、必要なくなったら書くのをやめます

ロック/修正

Page:[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.377 )

日時: 2011/09/09 22:56
名前: 鳳一徹◆6vgeTNIYFM
URL: ワシの波動球は108式まであるぞ

なんか返り討ちフラグ立ってるんですけど

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.378 )

日時: 2011/09/09 23:19
名前: (´・ω・`)

一徹って誰?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.379 )

日時: 2011/09/16 11:15
名前: わんわんお

にゃー

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.380 )

日時: 2011/09/19 17:01
名前: たんたん@shihon主義◆kMCuJWOtWk

一週間に一度?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.381 )

日時: 2011/09/20 20:27
名前: うちはマダラ◆X3DyKx02N6

ヒンメルよ、出来れば本命の方の小説のURL教えてくれないか?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.382 )

日時: 2011/09/20 22:56
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

なぜに

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.383 )

日時: 2011/09/20 23:22
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

彼は取り繕うように、その横にあった冷蔵庫に手を伸ばし、中身を確認してみる。見るからに美味しそうで新鮮そうな野菜や果物が並んでいた。そこにひとつ、紙が置いてあるのを発見する。

『これを食べれば体力回復! リカバリーアイテム!』

「ふざけてやがる……」

 完全にRPGゲームのようなものだった。このゲームを操っているのは誰だかわからなかったが、完全に遊ばれているとしか思えない……。
 だが、この内容は信じる他なかった。そこに置いてあった手頃な大きさのリンゴをひとつ、手に取っておく。いざとなれば本当に役に立つかもしれない。その辺りは、『登場人物』は『制作者』の意志に従うしかないのだ。
 さて、と【一徹】はゆっくりと振り返る。【だだだ】と【のび太】は共に安心しきっているようで、それぞれが目を閉じて思い思いに休みを取っていた。……今しかチャンスはない。自然に、確実に、彼らの喉もとを掻ききれば済む。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.384 )

日時: 2011/09/29 07:56
名前: ああ◆ILC.mHQXwA

やるのか?やってしまうのか!?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.385 )

日時: 2011/10/01 20:30
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

だというのに、【一徹】は緊張して冷や汗を掻いていた。仕方がないことだというのに、心のどこかで良心が邪魔をする。本当にこれが正しいのか――? だがやるしかない、やるしかない、やるんだ、やればいい、そうだやろう……!
 【一徹】は包丁をしっかりと握りしめ、きゅっと締めた口の奥で歯を食いしばる。ゆっくりと一歩を踏み出し、調理場を抜けようと――

「――おいっ! 起きろ! 今すぐここから出るんだ!」

 突如、ドアを開けて【誠】が飛び込んできた。【一徹】は不意を突かれて、その場で包丁を取り落とす。しかし、慌てた様子の【誠】や、意識が半分飛びかけていたふたりには、それは気づかれなかった。

「な、何?」
「誰か分からないが、こっちに――」

 その瞬間、発砲音と共に、【誠】のすぐ横のドアに風穴が開いた。部屋の中へと転がり込む【誠】。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.386 )

日時: 2011/10/01 20:34
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

「……問答無用か!」
「裏口があるよ! こっちに!」

 【だだだ】は、店の裏へと続く通路を指さした。その先には、店の裏へと出られるであろうドアが見て取れる。【一徹】は【誠】に手を貸して、身体を起こした。
 同時に、店のドアが激しく蹴り飛ばされて開く。

「おらっ! 動くんじゃねえ!」
「る、【るく】?」
「おー、久しぶりじゃねえかカス共。ここらで仲良く生存ごっこか?」

 【るく】は一般的な拳銃の『M92F』を構えながらケラケラと笑う。金髪は【一徹】達が数ヶ月前に見たものと変わらず、その存在感は衰えてはいなかった。数ヶ月前から行方不明という噂だったが、何をしていたのだろうか。
 【だだだ】と【のび太】は裏口近くまで行っていたが、【るく】の監視下ではそれ以上の動きは出来なかった。

「お前……いままでどこに?」
「うっせえ! しゃべってんじゃねぇぞ! お前らの武器と持ち物、PDA、全部置け。そうすれば見逃してやる」

 拳銃をそれぞれに向けながら、【るく】はそう指示した。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.387 )

日時: 2011/10/01 20:51
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/


 しかし、【一徹】は、従おうと身体を動かそうとした【誠】に肘で突く。少なくとも……少なくとも、【一徹】が知る【るく】は、そんな甘い男じゃなかった。かつて街の他校生に対して、武器を奪ったあげくに重傷を追わせたこともある非道さ。警察や法律など目の端にも入れないような、大胆な行動。何より、クラスメイトに対しての普段からの目つきの向けようは、決して良いものではない。
 考えるまでもなかった。

「うわあああああぁぁぁ!」
「なっ!?」

 【一徹】は迷うことなく、目の前の【るく】に立ち向かっていった。その【一徹】の大胆さに不意を突かれた【るく】は、引き金を引く前に間合いに入ることを許してしまう。そのまま、【一徹】は身体ごとぶつかっていき、ふたりはドアへとぶつかって外へと転がり出た。拳銃は、【るく】の手をわずかに離れて転がった。
 もはやこんな状況で、たとえ敵だったとしても、今、共に行動する仲間を殺そうとしたことを【一徹】は心の中で謝った。こんなんじゃ、美木に笑われちまう……。
 理由なんか考える必要はなかった。自分の思った通りに、感じたままに、願ったことを――!

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.388 )

日時: 2011/10/01 20:51
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

「行け! 行けよ!」
「【一徹】――!」

 声を張り上げ、【一徹】は3人に一瞬だけ目を振った。その瞬間を【るく】は見逃すわけもなく、馬乗りになった【一徹】の顔面に、躊躇のない拳を叩き込む。

「このボケがぁ! なめてんじゃねえぞ!」
「ぐうっ!」

 それでも、【一徹】は踏ん張ったまま動こうとしなかった。せめて、3人が逃げる隙が出来れば良い。

「ふざけやがって、この野郎!」

 しかし【るく】とは体力的にも力的にも勝るわけはなかった。身体ごと地面へとたたき付けられる【一徹】。そこに、【るく】は容赦なく蹴りや殴りを入れていった。もはや、【るく】の頭には、【一徹】を叩きつぶすこと以外、考えられなかった。

「おら、おらっ、おらあっ、おらおらっ!」
「ぐっ、あうっ――」

 反撃しようにも、【一徹】は行動することが出来なかった。力の差どころか、喧嘩慣れなんかしているわけもない彼にとって、もはや耐える以外に方法は無かったのだ。
 そのまま、【るく】は【一徹】が声を上げることもなく、動きすらしない状態になるまで、永遠と殴り、蹴りを繰り返した。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.389 )

日時: 2011/10/01 20:59
名前: ああ

支援

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.390 )

日時: 2011/10/05 21:09
名前: ああ◆ILC.mHQXwA

るく、なんというDQN……

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.391 )

日時: 2011/10/15 00:30
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

さすがにあいぽんじゃポケガイ見にくいなあ

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.392 )

日時: 2011/10/15 00:34
名前: ぷろふぃーる

おっ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.393 )

日時: 2011/10/15 00:37
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo

おっおっ

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.394 )

日時: 2011/10/20 21:19
名前: ああ

( ^ω^)おっおっおっ!

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.395 )

日時: 2011/11/05 19:26
名前: (´・ω・`)

11月

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.396 )

日時: 2011/11/07 02:26
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

ああ、一ヶ月って早いなあ。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.397 )

日時: 2011/11/07 02:47
名前: ああ

ちょくえ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.398 )

日時: 2011/11/09 22:10
名前: ああ

一日だって早いもんよ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.399 )

日時: 2011/11/10 00:20
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

必ず明日は少しでも書いて投稿するわ

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.400 )

日時: 2011/11/10 00:21
名前: ぷろふぃーる◆kMCuJWOtWk

気体

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.401 )

日時: 2011/11/10 00:22
名前: 風◆Mars/Yn2Ao

おー、あげて良かったって感じかなw



ストーリーの関係上仕方ないんだろうけど




…俺マダー

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.402 )

日時: 2011/11/10 00:25
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

>>401
丁度次から出る

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.403 )

日時: 2011/11/10 00:35
名前: 風◆Mars/Yn2Ao

ィェィ
やったね

期待しとくマジで。うん

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.404 )

日時: 2011/11/10 00:46
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

***


 一方、【一徹】の捨て身の突撃を受けて、脱出の機会を得た【誠】達は、裏口から出た直後で固まっていた。充分に考えられることではあったのだが、そこには【るく】のパートナーであった【福永ユウジ】が、静かにたたずんでいたのだった。まさに彼相応といわんばかりに、暗闇の中で微かな光を放つ西洋刀を掲げる姿は、彼の異様さを直に表しているようだった。

「――さあ悪者よ、俺の前で朽ち果てるがいい!」

【福永】はそう大きく声を発しながら、西洋刀を【誠】達へと向けた。あまりに恐れおののいてしまったのか、【のび太】は一目散に北の森の方へと逃げだそうとした。しかし、【福永】はのび太の前へと軽やかに先回りすると、その身体へと西洋刀を振り下ろした。

「う、うわああぁっ!」

 反射的に後ろへと下がった【のび太】は尻餅をつき、そのすぐ足下に西洋刀が振り下ろされた。運が良かったと言えるが、それが運の尽きだったとも言える。【福永】がその一撃で止まるわけもなく、再び、素早く西洋刀が構え直される。

「やらせるかっ!」

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.405 )

日時: 2011/11/10 00:47
名前: 我是経営学部◆kMCuJWOtWk

明日というか今日更新だね

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.406 )

日時: 2011/11/10 00:48
名前: ああ

更新速度あげやがれ!

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.407 )

日時: 2011/11/10 00:49
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/


 【誠】は見ていられずに飛び出した。本当なら怖かったが、理性がそれを押し殺していた。だが、正義感……本来なら大切だったかもしれないその心が、自分を犠牲にすることは予測出来なかったかもしれない。
 【誠】が身体ごとぶつかっていったにもかかわらず、【福永】は軽くそれを押しとどめると、目にもとまらぬ速さで【誠】を斬り捨てていた。【誠】の重々しい身体が、何の抵抗もなく地面へと横たわる。

「ま、まことぉっ!」
「悪者は成敗した……」
「どうしてこんなことするんだよっ!」

 【のび太】は我を忘れて、【福永】に声を張り上げた。

「すべてはお前達が招いたことだ。俺は……お前達を許さない!」
「何を言って――」
「成敗っ!」

 西洋刀が再び振り下ろされる。今度ばかりは【のび太】では避けることすらままならなかった。まっすぐに、西洋刀は【のび太】の頭へと、嫌な音を立てて食い込んだ。血こそ吹き出しはしなかったが、真っ白な瞳を向いた【のび太】は、刀を抜こうと頭を蹴り飛ばされた【福永】に蹴り飛ばされる。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.408 )

日時: 2011/11/10 00:55
名前: 金沢伸明◆RAD//h/Og.

フクナガ糞ワロタ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.409 )

日時: 2011/11/10 00:56
名前: パルマ◆RITSUcJ//M

なんか俺死にそう

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.410 )

日時: 2011/11/10 13:06
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

残った【だだだ】は、目の前で繰り広げられた光景にもはや気力すら沸かず、ただただ呆然とその様子に目を見開くことしか出来なかった。いよいよ次は自分だと……どうしてこうなったのかと……さまざまな考えが、彼の頭をパンクさせた。

「まだ足りない……俺は……」

 ぶつぶつと、独り言を呟きながら【福永】は【だだだ】へと迫る。だがそのとき、南からまっすぐに向かってくる2つの影があった。そのひとつは【だだだ】の側へ、もう一つは、迫り来る【福永】の前へと立ちふさがった。

「オラッ! シケた面向けてんじゃねーぞユウジ! この【風】様が直々に、お前をぶっ飛ばしに来てやったぞ!」

 【福永】を指さし、現れた【風】はそう言い放った。微かに、【福永】の眉間に皺が寄る。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.411 )

日時: 2011/11/10 13:06
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/


「お前も、俺の前に立ちふさがるかっ!」
「うっせぇ! お前にどんな理由があるか知ったこっちゃねえ! 俺はただ、お前の顔が気にくわないんだよっ!」
「そんな理由……なんですか?」

 そうツッコミを入れたのは、気力を失った【だだだ】に手を貸していた【ココ】だった。女の子にもかかわらず、【ココ】は【だだだ】の肩に手を貸し、易々と彼の体重を支えていた。元々、クラスでも奇妙な存在だった彼女だが、このときばかりは【風】にとって良いパートナーだったと言える。
 ツッコミを入れられて調子が狂ったのか、【風】は勢いよく振り返って、大げさに言い放つ。

「頼むから、キメてるところなんだから黙っててくれよ!」
「……いいですけど、前、気をつけてください」
「なにっ……? のわっ!」

 気配を感じてとっさにしゃがみ込んだ【風】の頭の上を、刀が皮一枚の距離で掠めていった。 

削除/修正

Re: 【小説】PGバト( No.412 )

日時: 2011/11/10 13:09
名前: L@PSP◆WGoLaa9wzg

俺も出して

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.413 )

日時: 2011/11/10 17:52
名前: 風ケータイ



ぜってぇ俺すぐ死ぬやん、この感じww

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.414 )

日時: 2011/11/10 22:41
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

気配を感じてとっさにしゃがみ込んだ【風】の頭の上を、刀が皮一枚の距離で掠めていった。【福永】から数歩離れた【風】は、再び【福永】へと向き合う。

「ふ・ざ・け・ん・な・よ! まだ話は終わってねえ!」
「ちっ、調子が狂う――」

 このとき、【福永】は初めて苛立ちを覚えた。ここ最近で冷静になっていたとばかり思っていた自分が、ここまで……それもまるでバカらしい【風】という相手に翻弄されていることは、同時に焦りにも似た感覚を生み出す。それが、刀の振りにも影響していた。
 【風】は恐怖からの興奮か、額に汗を浮かべながらもニッと歯をむき出しにして笑みを浮かべた。

「というわけで、お前をぶっ飛ばす! 覚悟しろよユウジ!」

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.415 )

日時: 2011/11/10 22:53
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://syosetukyokai.umu.cc/

ぶんっと手を振り上げた【風】の行動に、【福永】が警戒して一歩後ずさった。
 【風】は地面に向かって野球ボールほどの何かを投げつけた。瞬間、もくもくと辺りを覆い始める白い煙は、夜の視界をさらに悪くさせた。

「――煙幕だとっ!」
「逃げるが勝ちっ! 逃げるも勝ちっ! お前をぶっ飛ばすのはお預けにしてやるよボケぇタコぉ!」

 そう【風】は吐き捨てて、【ココ】、そして彼女が支える【だだだ】と共に、煙幕が立ちこめる闇の中へと姿を消していった。
 残された【福永】は呆然とその場に立っていたが、やがて現れた【るく】と目が合うと、静かに頭を下げたのだった……。かつて、立場は逆だったふたりに何があったのかは、未だ誰かが知るよしもなかった。


【残り26人】

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.416 )

日時: 2011/11/11 00:50
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

ああ文字制限ウザし

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.417 )

日時: 2011/11/11 00:55
名前: 我是経営学部◆kMCuJWOtWk

完成したら
最初から読み直してみるか

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.418 )

日時: 2011/11/11 22:12
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

あばばばばばば
やることないし書くか

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.419 )

日時: 2011/11/11 22:24
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

***

 かつて【福永ユウジ】という男は、どこかにいたのだろう。頭の隅に微かに残るだけのわずかな昔の記憶は、唯一の、自分が自分であるための証のようなものだった。だが失われた記憶は、さほど彼の行く末に大きな影響を与えなかったとも言える。ふと気がつけば、新たなクラスの一員としてそこにいるだけだった。

 普通の学生として授業を受け、アパートの一室へと帰り、寝る。それだけの生活だったが、それで彼の心は落ち着くはずもない。ふとしたことで、骨董屋で見つけた模造剣を手に取り、夜の街を出歩く。目的は無かった……しかし何か、自分から失われてしまった何かが、そこで見つかるような気がした。
 手を掛けてきた不良に、容赦なく片端から潰しにかかり、やがて彼はちょっとした夜の支配者となった。しかし、彼の側へと付く者は少なかった。それは、彼の異様なまでの妄想に原因があったのだろう。
 ――失われた記憶は、きっと自分が偉大な力を持つひとりの証であり、今はその開花の時を待っているに過ぎない。やがては世界に危機が訪れたとき、本当の自分が復活する。……そんなことを常に口走っていては、まともとは思われないだろう。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.420 )

日時: 2011/11/11 22:31
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


 唯一、そんな【福永】の側にいたのは、同じクラスメイトとなった【るく】だった。不真面目で不良の典型的な形とも言える【るく】にとって、形がどうであれ、そこに君臨する【福永】という存在はひとつの目標であった。……最も、理由はそれだけではなかった


 【BROP】……バイオロジックリアリティングオペレーション。デジタル空間における疑似生活技術と言われるこのシステムの中で、【るく】は唯一、この深層にある危険を知っていた。不良仲間……いや敵とも言える他校の生徒が、現実で姿を見せなくなることが多発したことに彼は疑いを持ち、個人的に追った末にたどり着いたのが、【BROP】……バトルロワイアルオペレーションだった。

 疑似空間にて、選ばれたクラス内で生徒達に殺し合いをさせ、ひとり、あるいは一組だけ優勝者を決める。優勝者は国の誇り高き象徴として祀られるらしい。現在はまだ、このバトルロワイアル自体が公にされたものではないため、いろいろなことが隠されたままだが……。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.421 )

日時: 2011/11/11 22:53
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


 かつて○○インダストリーが、BROPのシステムソース流出の疑惑を持たれたことがあり、さらに、BROPを使ったオリジナル疑似空間の作成も話題にはなった。一部のテロリストやハッカーの仕業だと噂されていたこの事件は、すべては今の政府が如くんだことであると知ったとき、もはや【るく】はまともに生きる気力を失った。

 【るく】が学校に行かなくなり、家さえも飛び出して【BROP】からまったく疎遠の暮らしをしたのは、すべてはこれを知ってしまったからだった。唯一、過去世代からの化石とも言えるデスクトップパソコンがある古いネットカフェに住み着き、日々、これに関する情報を集めていた。
 脳をデジタルに接続しない、アナログとも言える古いパソコンならば、デジタル世界で意識が捕らえられてしまう心配もないだろう……。そんな予測から取った行動である。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.422 )

日時: 2011/11/11 22:58
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


 そんなとき、【福永】という男に出会った。【福永】は一見すればおかしな男だったが、その名前は、このオペレーションを仕組んでいた政府管轄のデータベースで見たことがあった……。

 ――お前は悪者か。

 【るく】が【福永】と出会ったとき、最初に聞いた言葉がそれだった。その言葉からも分かるように、もはや【福永】という男とまともに会話が出来る人間はいない。彼の意識は常にどこかへ向いたままで、目の前の出来事は、まるで何度も覚めてしまう夢の間のように処理されている。
 だから【るく】は、【福永】を一発殴り飛ばした。そうしたら十発がお礼として帰ってきた。……友達の宣言も、何か親しいことをしたわけでもない。それだけでふたりは共に行動するようになった。
 専ら、容赦ないほどの強さを誇る【福永】に対し、【るく】は何か口答えをすることはなかった。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.423 )

日時: 2011/11/11 22:59
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


 ふたりは学校に在籍こそしていたものの、【BROP】による授業に出席することもなく、また学校そのものに通わずに、常に行方は知られずにいた。それこそが、【るく】が唯一【福永】へと頼んだことだった。【BROP】からさえ離れていれば、もしクラスがバトルロワイアルの対象に選ばれたとしても、参加せずにいられるのではないか。そんな希望的観測――。
 だが現実はそう上手くはいかなかった。ついにクラスがバトルロワイアルの対象へと選ばれたとき、真っ先に政府の人間がふたりの元へと姿を現した。問答無用に、彼らはふたりを捕まえようとした。

 ……何人殺したかはわからない。とにかく、必死にふたりは彼らの手から逃れようとした。それでも、数に勝てるわけもなく、最終的には投降せざるをえなかった。ここで死んでは、何も意味はなかった。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.424 )

日時: 2011/11/11 23:00
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

気を失い、次に目覚めたときには、すでにBROP……バトルロワイアルの中へとダイブさせられていた。それでも運良く【福永】とパートナーになった【るく】は、【福永】にまず自分が知っていることすべてを話した。BROPのことから、おそらく【福永】は以前に行われた同じバトルロワイアルの優勝者であるという予測まで……。
 【福永】にとって、【るく】の話は、自分の欠けた記憶の多くを補足する重要な事柄……それは彼にとって救いでもあった。だからこそ、【福永】は【るく】に敬意を払うようになった。

 【るく】はまだ知られていない真相を暴くために……。
 【福永】は自分の記憶を取り戻し、自分を陥れた者を見つけ出すために……。
 ふたりは、このバトルロワイアルで、何をしてでも生き残ることを決意した。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.425 )

日時: 2011/11/11 23:02
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


福永とるくの話は、本来ならもっとドラマティックに演出しようと思ったけど長いので説明的回想で省略。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.426 )

日時: 2011/11/11 23:04
名前: ああ

支援

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.427 )

日時: 2011/11/11 23:40
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/


  2.中盤戦、其ノ一


 2日目 午前0時

 島にサイレンが響き渡り、PDAに情報が送られてくる。少しうたた寝をしていた【風】はPDAを取り出して中身を確認した。
 午後10時に発表された『U−8』『U−11』『U−16』『M−4』『M−14』『T−16』という6つの禁止エリアに引き続き、
2日目の午前0時には『J−9』『L−17』『O−21』『S−17』『R−16』という5つの禁止エリアが追加された。これを見る限り、どうやら禁止エリアの指定順序や数に決まりは無さそうだが……。
 逆に考えるならば、南にある半島や、南西の半島には足を踏み入れないほうが安全かもしれない。万が一にでも『J−15』のような島のつなぎ目が禁止エリアにされた場合、完全に孤立してしまうし、そうなれば決着が付かなくなり、全員がゲームオーバーになりかねない。
 たとえまだ誰かを殺す決意がつかないとしても、それだけは避けることを頭に入れておかなければならない。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.428 )

日時: 2011/11/11 23:42
名前: 灼眼のルイズ◆7Z.6YVH.3w
URL: http://blog.livedoor.jp/sharui_p/

久しぶりに見た
支援

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.429 )

日時: 2011/11/11 23:46
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

【風】は、身体を起こし、薄汚れた窓から外の様子をうかがった。【福永】との抗争があってから数時間が経つが、あれ以降、今いる場所では、誰かの悲鳴も、銃声も聞こえてくることはなかった。
 【誠】と【のび太】が死んでからというもの、この0時の配信でも残り人数に変動はなく、いたって静かなものだった。それでも、すでに6人のクラスメイトが死んでいるということを考えると、さすがに【風】でも恐怖せずにはいられなかった。

 今、【風】とパートナーの【ココ】、【だだだ】、そして【一徹】が居る場所は、北に位置する大きな湖の畔にある『N−9』という地点だった。そこには複数の船が接岸されており、そのうちのひとつへと4人は身を隠している。
 あの後、【福永】から一時的に身を隠した【風】達は、その場からあまり離れずに、しばらくじっと影で様子を見ていた。理由は簡単だ。【一徹】は容赦なく殴られていたにせよ、死んでいなかったことを【風】は何となく感じ取っていたからだ。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.430 )

日時: 2011/11/11 23:53
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

さすがに長期になると矛盾が生まれすぎてしんどいなー
まあ、どうしようもないからごり押しするが

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.431 )

日時: 2011/11/13 20:50
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

同時に、パートナーである【のび太】を失った【だだだ】には、新たなパートナーが必要だったこともある。【一徹】も【誠】を【福永】に殺されたのだから、パートナーが必要……。このチャンスを不意にするわけにはいかなかった。

 気が済んだのか【るく】が殴るのをやめ、先ほどまで【一徹】達が隠れていた店の中へと姿を消した。
 同時に、【風】と【ココ】は【一徹】を担ぎ上げ、その場から逃げ出した。【一徹】は辛うじてHPが残った状態だったが、そこはゲームならではの設定ですぐに意識を取り戻した。
 その後、すぐに【一徹】と【だだだ】のパートナー設定を行いゲームオーバーを防ぐと、4人はそこから禁止エリアすれすれを通りながら北へと移動した。
 すべては【ココ】による指示であったが、妙に彼女はバトルロワイアルについて詳しいようで、【風】もその指示はおそらく正しいのだろうと信じていた。男を軽々と支えられ、息を切らさずに長距離を走り、バトルロワイアルについて詳しい……そんな存在は明らかに不自然でしかなかったが、今は、従う他に良い案はなかったのもある。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.432 )

日時: 2011/11/16 07:23
名前: とあるコテハン

一気に死者が2人か……
福永の厨二病にそんな設定があったとはなぁ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.433 )

日時: 2011/11/17 23:44
名前: ああ

支援age

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.434 )

日時: 2011/11/20 20:45
名前: ああ

ヒンメルってなんでこんな小中学生の多い所で小説書いてるんだ?
もっとレベル高い小説の掲示板とかありそうなのにな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.435 )

日時: 2011/11/20 20:48
名前: ししょー◆bOvOIITtDo

随分前っていうか昔に似たようなの書いてたよな
今回は飽きずに完結してくれるのかな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.436 )

日時: 2011/11/20 20:52
名前: ああ

前のはスレが落ちちゃったんだよね

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.437 )

日時: 2011/11/21 21:18
名前: ああ

放置してたらそりゃ落ちるわ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.438 )

日時: 2011/11/21 22:24
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

>>434
絵本を描く人が、絵が上手いのに絵本を描き続ける、ということぐらい、あんまり意味のない疑問な気もします。


放置してたということは、たぶん自分でも気に入らないものになったんじゃないかな

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.439 )

日時: 2011/11/23 16:01
名前: ああ

今回のは完結するといいな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.440 )

日時: 2011/11/28 17:51
名前: ああ

そして時は流れた

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.441 )

日時: 2011/11/28 22:40
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

時が流れるのは早すぎる。一ヶ月なんであっという間だ
明日に書けたら書こう。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.442 )

日時: 2011/11/29 14:08
名前: ああ

もうちょいで12月だよお

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.443 )

日時: 2011/12/01 06:42
名前: ああ

12月だよ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.444 )

日時: 2011/12/03 15:49
名前: 今はもう卒業したコテハン

登場人物になってるけどちゃんと読んでるよ
頑張ってね

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.445 )

日時: 2011/12/08 01:14
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

上げだけ無念
ああレポートがあああぁ

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.446 )

日時: 2011/12/09 01:42
名前: ああ

('A`)

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.447 )

日時: 2011/12/12 05:38
名前: ああ

('ー`)

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.448 )

日時: 2011/12/12 19:44
名前: ああ

('∀`)

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.449 )

日時: 2011/12/14 02:08
名前: ああ

(ノ∀`)

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.450 )

日時: 2011/12/16 13:42
名前: ああ

ヾ('∀`)ノ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.451 )

日時: 2011/12/24 18:47
名前: ああ

メリークリスマス

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.452 )

日時: 2011/12/26 05:04
名前: ああ

('A`)……

Re: 【小説】PGバトルロワイアル2011 -BROP-( No.453 )

日時: 2011/12/26 17:17
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

冬休みキター
ようやく書けるっかな

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.454 )

日時: 2011/12/26 17:23
名前: 坂田銀時◆GIN/8amFsY <http://pokegaiskt.blog2.fc2.com/>
URL: http://oekaki2.basso.to/user22/aasada/data/OB000298.png

全然関係ないことだけど>>0はのびハザが好きそう

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.455 )

日時: 2011/12/26 17:30
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

むしろ中身を全然知らないです
原作厨なので

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.456 )

日時: 2011/12/26 17:41
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

原作厨って言い方もおかしいか
そういう系には手を出さないっていう

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.457 )

日時: 2011/12/26 17:45
名前: 坂田銀時◆GIN/8amFsY <http://pokegaiskt.blog2.fc2.com/>
URL: http://oekaki2.basso.to/user22/aasada/data/OB000298.png

そういうのは嫌いだったのか

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.458 )

日時: 2011/12/26 17:48
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

嫌いかどうかはわからない
やったことがないものだから
興味は全然向かないけど

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.459 )

日時: 2011/12/26 17:49
名前: 坂田銀時◆GIN/8amFsY <http://pokegaiskt.blog2.fc2.com/>
URL: http://oekaki2.basso.to/user22/aasada/data/OB000298.png

まあ無理には勧めないよ

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.460 )

日時: 2011/12/30 21:45
名前: ああ

年末だな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.461 )

日時: 2012/01/01 13:25
名前: ああ

年始だな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.462 )

日時: 2012/01/02 22:40
名前: ああ

三が日だな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.463 )

日時: 2012/01/07 22:27
名前: ああ

ようやく書けるっかな

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.464 )

日時: 2012/01/07 22:30
名前: ああ

ヒンメルに聞きたい。好きなアイドルとかいる?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.465 )

日時: 2012/01/10 14:14
名前: ああ

なぜそれをここで聞く

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.466 )

日時: 2012/01/11 15:36
名前: ああ

そして終わる冬休み

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.467 )

日時: 2012/01/18 06:22
名前: ああ

マダー・・・?

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.468 )

日時: 2012/01/24 04:13
名前: ああ

うーむ

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.469 )

日時: 2012/01/24 19:42
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

忙しいっす、めちゃ忙しいっす
これどころか個人の小説すら手を付けられない状況

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.470 )

日時: 2012/01/28 01:28
名前: ああ

( ゚Д゚)ポカーン

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.471 )

日時: 2012/01/29 02:44
名前: ああ

メダマドコー(  Д )  ゚ ゚

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.472 )

日時: 2012/01/29 02:53
名前: 灼眼のルイズ◆7Z.6YVH.3w

ポケガイの小説スレでこんだけ長寿なのも珍しいよな

ひんめるがなかなか書けないってのもあるだろうけど
途中で投げ出したりしないからな

だから皆応援してくれるんだろうね

>>0これからもがんば

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.473 )

日時: 2012/01/29 03:14
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

どこまで書いたか半ば忘れかけたけど、時間取れたから今から書くお

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP-( No.474 )

日時: 2012/01/29 03:21
名前: 灼眼のルイズ◆7Z.6YVH.3w

こんな時間にいるとは思わなかった

投下wktk

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP- 2.中盤戦、其ノ( No.475 )

日時: 2012/01/29 04:34
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

デリンジャーが一丁。装弾数は2発のみ。辺りは月明かりがある分、まだ明るい方。これだけであっても、計算高い【金星】にとっては二目、三目もハンデをもらったようなものだった。飛び道具というのは初撃さえ決まれば非常に有効であるが、そのポテンシャルは使用者の腕に左右される。ただ【金星】には底知れぬ自信があった。
 PDAが独り身になったことを知らせる音……そのゲームオーバーカウントまでの秒数を刻み続ける数分間。近くにいたペアを見つけられたのは、もはや運以外の何者でもなかった。PDAの警告にも焦らず、2分ほどその後を一定距離で追い続けた【金星】は覚悟を決め、その距離を縮め始めた。

 前方にいるのは、【波風華月】と【レイナ】である。ふたりとも周りを警戒しているのか、進みは比較的遅い。特になにやら仲が悪いのか、妙にふたりの距離が離れているのも原因だろう。【波風】は【レイナ】を気にしながら歩いているようだが、彼女はさもそれを迷惑そうにしている。

削除/修正

Re: 【小説】PGバトルロワイアル -BROP- 2.中盤戦、其ノ( No.476 )

日時: 2012/01/29 04:37
名前: 天乃美穂_〆◆HIMMELMiHo
URL: http://himmel.rakurakuhp.net/

最も、その気持ちも分からないでもない。あの【波風】はいつも下心が見えすぎている。現実の女には興味が無いと言いつつアニメに嵌り、その割には女子の前では良い顔をしたがる。
 ただし、それがいつも見え透いた行動であるが故に、男子からも女子からもそう評判の良いものではなかった。
 PDAの警告が早まり始める。時間は少なかった。

「……いくぞ」

 息をひとつ吸い込むと、数メートルほどまで接近したところで一気に飛び出した。ふたりの間に出て、一瞬でふたりの様子を観察する。【金星】は――脅威になりそうな【波風】を選んだ。
 【波風】も反応は素早かった。とっさに手に持っていた『警棒』が投げつけられる。しかしそんなものでは【金星】は止められなかった。躊躇せずに、デリンジャーを向けて引き金を一回引く。ノズルフラッシュが辺りを一瞬明るく照らしながら、初弾は【波風】の肩を貫いた。

「ぐはっ、うっ……まだまだ!」

 しかし、やはりすぐに痛みは退いたのか、距離を詰めて、その強力な足が飛んでくる。さすがキックボクシングを習っているだけあって、その一撃は正確であり重みがあった。

削除/修正

Page:[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

タイトル   このスレッドを先頭に移動
名前
E-Mail
URL
パスワード (返信内容の修正や削除時に使用)
コメント
     名前、E-Mail、URL、パスワードを保存する