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もんじゅ 監視装置にトラブル
9月18日 20時38分

福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で、冷却用のナトリウムの漏れを監視する装置が、一時作動しないトラブルが起きました。
このトラブルでナトリウム漏れは確認されず、放射性物質が外部に漏れることはなかったということです。

18日午前11時10分ごろ、高速増殖炉「もんじゅ」にある核燃料を一時的に保管する施設で、冷却用のナトリウムの漏れを監視する装置が内部の圧力低下で作動しないトラブルが起きました。
トラブルはおよそ1時間半続き、もんじゅを管理する日本原子力研究開発機構は、法律で定められた運転上の制限を逸脱したとして、国の原子力規制委員会に報告しました。
監視装置では、手動式の弁が通常とは異なり閉じられていたため、空気を吸い込めず内部の圧力が低下したということで、日本原子力研究開発機構は、周辺にいた作業員が誤って弁を閉じたとみて原因を調べています。
このトラブルでナトリウム漏れは確認されず、放射性物質が外部に漏れることはなかったということです。
もんじゅではことし6月、ナトリウムの温度を保つヒーターを作業員が誤って止め、ナトリウムの温度が低下したほか、16日には原子炉などを監視する国の装置でデータを送れなくなるトラブルが起きています。

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