「女優」前田敦子がボイトレ通いするワケ

ペコちゃんのまねをして舌を出す前田

　元ＡＫＢ４８で、女優の前田敦子（２２）が２日、都内で菓子メーカー「不二家」の新イメージキャラクターに決まり、記者発表会に出席した。同社のキャラクター・ペコちゃんと手をつなぎながら登場した前田は「地元の駅前に不二家があって、お誕生日はいつもそこのケーキ」と幼いころからの“不二家愛”を明かした。

　そんな前田は１９日から初のＮＨＫ連ドラ主演作「あさきゆめみし」がスタート。主演映画「もらとりあむタマ子」が１０月３日に開幕する「釜山国際映画祭」に出品されることも発表された。

　夢の女優として歩む一方、ソロ歌手として新曲「タイムマシンなんていらない」を１８日に発売。

　女優業にまい進しているだけに、ファンから「片手間では？」という声があるのも事実だ。

　ただ、「朝から晩まで映画を見たり、演技の勉強ばかりしているイメージかもしれませんが、実は陰でずっとボイストレーニングに通っているんです。７月３１日に札幌ドームで行われたＡＫＢ４８コンサートで新曲を初披露したんですが、出来に納得がいかずステージ裏では『悔しい〜！　もう一回やり直したい！』と周囲が驚くぐらい感情をあらわにした。ただ、声量が増して、昔の前田を知る音楽スタッフも成長を感じていました」（関係者）

　歌手としても努力を続ける理由は何か？　その裏にはＡＫＢ４８を卒業した板野友美（２２）らソロ歌手を目指すＡＫＢメンバーが関係しているという。

「前田はあくまで女優として頑張りたい思いが強いのですが、ビジネスでそういうわけにはいかない面もある。前田は『ＣＤを出させていただけるなら、歌手を目指すＡＫＢメンバーに失礼なことだけはしたくない。やるなら負けないように全力でやりたい』という気持ちのようです」（同）

　ソロ歌手としてオファーがある限りは、前田のボイトレ通いは続きそうだ。