あっちゃん、純愛貫く「八百屋お七」に共感

ＮＨＫ連続ドラマ「あさきゆめみし〜八百屋お七異聞」の制作発表を行った前田敦子＝東京・渋谷（写真：サンケイスポーツ）

　元ＡＫＢ４８の女優、前田敦子（２２）が４日、ＮＨＫ連続ドラマ初主演作となる時代劇「あさきゆめみし〜八百屋お七異聞」（１９日スタート、木曜後８・０）の制作発表を都内で行った。

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　江戸時代の作家、井原西鶴の「好色五人女」などに取り上げられた「八百屋お七の放火事件」を題材にした悲恋物語。前田は恋人への思いを募らせるあまり放火事件を起こし、火あぶりの刑に処されたお七を演じる。

　父親から結婚相手を紹介されても純愛を貫く役どころに、前田は「ダメといわれると、逆にどんどん相手を好きになる気持ちは分かります」と真剣な表情で“悲劇の主人公”に心情を重ねた。

　脚本を手掛けたジェームス三木氏（７８）も同席。この日初対面した前田にふさわしい男性像を報道陣から問われ、「優しくて理解のある人で…。例えば私とか」とユーモアたっぷりに返答。前田は恥ずかしそうな笑顔で応えていた。