ご自分でできる直腸性便秘の対策
それでは乳酸菌サプリメント以外にご自分でできる直腸性便秘対策法をご紹介します。
一番大事なのは、やはり便意を感じたら我慢せずに排便することです。前述のように、便意を我慢することが直腸性便秘の原因だからです。
腸のぜん動は通常、1日に1-2回程度しか起こりませんから、もし便意を感じたら逃さずにしっかりトイレにいくことをおすすめします。
朝食を食べる
対策法の第二は、毎朝朝食をしっかり食べたり、朝起きた時に冷たい水を飲むという習慣をつけることです。排便を促すからです。
水分は多めに摂取するようにしましょう。この水分が便を柔らかくしてくれるからです。
目標は1日2リットルですが、水分を短時間に摂取してはいけない病気もありますので、その場合は専門家にご相談ください。
定時にトイレに行く
対策法の第三は、便意がなくても、毎朝決まった時間にトイレに行って便座に座るという方法です。体にお通じのリズムを教えこむわけです。
ただし、便意がない場合には便座に座るだけで十分です。便意がないのに無理にいきむ(力む、気張る)ことはしないでくださいね。あくまでも朝トイレにいくというリズムを作るだけでよいのです。