直腸性便秘の原因と症状
直腸性便秘は便意を我慢することを繰り返すことが主な原因でなってしまう便秘です。
他にも下剤や浣腸の乱用なども原因となりますが、やはり便意を我慢することが主な原因です。
通常、直腸に便が溜まると、腸が脳に排便せよという電気信号を送ります。これが便意です。
便意を感じにくく
ところが便意を我慢し続けてしまうと、腸がその状態に慣れてしまい、直腸に便があっても便意を感じにくくなってしまうのです。その結果、直腸に便が溜まってしまうのです。
直腸性便秘は、強い残便感(ウンチが体に残っている感じ)や、排便に10分というような長い時間がかかる場合などに可能性があります。
残便感は直腸にウンチが溜まっているのが原因ですし、直腸に長い間ウンチが溜まってしまうと、腸からどんどん水分が吸収されて、とても硬い便になってしまうのです。
そのため、排便にとても時間がかかってしまうわけですね。
治療法と対策法
それでは、直腸性便秘の疑いがある場合にはどうすればよいでしょうか?
まず、強い残便感や、トイレで10分もの長い時間座ってなければいけないという症状がある場合には、直腸性便秘を疑いましょう。