放射性セシウム:放置の木材チップから検出 滋賀
毎日新聞 2013年09月18日 01時12分
滋賀県は17日、同県高島市安曇川町下小川の鴨川左岸に敷設・放置された大量の木材チップから1キロあたり180〜3000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。河川や近隣の農産物などからは検出されていないという。
県によると、チップ量は約580立方メートルで、河川管理用通路に敷設されたり、土のう袋77袋に入れて河川敷などに放置されたりしていた。搬入に関わったという人物の話から放射能汚染が疑われ、調べた。この人物は福島第1原発事故との関連を示唆しているという。県は現場を立ち入り禁止とし、ビニールシートで覆った。【千葉紀和】