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朝鮮総連の土地と建物 来月再入札へ
9月18日 5時40分

朝鮮総連の土地と建物 来月再入札へ
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改めて競売にかけられることになった朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物について、東京地方裁判所は来月3日から10日までの期間で再入札を行うことを18日に公告しました。

東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は破綻した朝銀信用組合から債権を引き継いだ整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、ことし3月の入札の結果、鹿児島県の宗教法人最福寺がいったん落札していました。
しかし、代金が納付されなかったため改めて競売にかけられることになり、東京地方裁判所はやり直しの入札を来月3日から10日の期間で行うことを18日に公告しました。
対象となる土地は2380平方メートル、建物は地下2階地上10階建て、売却の基準となる金額はおよそ26億6000万円、入札の最低価格はおよそ21億3000万円でいずれも前回と同じです。
再入札には、前回代金を納付できなかった宗教法人は参加することができません。
また、入札の結果、最も高い価格をつけた人を決める「開札期日」は来月17日となっています。
新たな落札者に所有権が移るまでは、中央本部の土地と建物は朝鮮総連側が引き続き所有することになります。

再入札までの経緯

朝鮮総連中央本部の施設は、敷地面積がおよそ2380平方メートル、地下2階、地上10階建ての建物です。
朝鮮総連は、経営破綻した朝銀信用組合から627億円に上る巨額の融資を受けていました。
このため、債権を引き継いだ整理回収機構は、この土地と建物を売却して一部を回収しようと、去年、東京地裁に競売を申し立てました。
ことし3月に行われた最初の入札では、鹿児島県の宗教法人、最福寺が落札し、寺の施設などを担保に資金調達を計画して金融機関などと交渉を続けました。
しかし、交渉は不調に終わり、ことし5月、納付期限までに代金を調達できないとして取得を断念。
落札者の資格は失われました。

立ち退き迫られる可能性も

朝鮮総連の活動拠点である中央本部は、北朝鮮と在日朝鮮人を結ぶ「事実上の大使館」とされ、北朝鮮は、建物が人手に渡ることに危機感を募らせていたとみられています。
最福寺は不動産を取得できれば建物を朝鮮総連に貸すことにし、両者の間では、落札後に「確約書」が交わされていました。
しかし、今回、最福寺は再入札に参加できないことから、結果次第では、朝鮮総連が立ち退きを迫られる可能性があります。

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