東スポWeb 8月28日(水)21時14分配信
AKB48の2期メンバー・秋元才加(25)の卒業公演が28日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された。
秋元は自身の卒業ソング「強さと弱さの間で」「虫のバラード」などを熱唱。「(劇場にある)ミラーボールを見たらあのころと変わらないなって。あれから7年半たったと思うと、感慨深いというか…。一つひとつかみしめて、このパワーを次につなげられるように頑張りたい。卒業しても生霊じゃないですけど、ずっと何かを残せるようにここに置いて帰りたいと思います」と語った。
同期で、一番の親友・大島優子(24)は「いろんな思いがあるけど、おばあちゃんになっても、お墓に行くまでいろんな思い出を作っていこう」と熱いエールを送った。
大島と秋元は2期生として加入後、子役として活躍。芸歴が長かった大島が周囲になじめなかった様子を見て、秋元がフォロー。まっすぐに意見をぶつける秋元の姿に大島が「初めて心から信頼できた親友が秋元才加だった」と“心友”と呼び合うほどの仲になった。
2009年に大島は声が出なくなり、のどの手術を経験。病床で大島は初めてAKBを辞めることを決めたが、それを止めたのも秋元だったという。
そんな秋元は大島だけではなく、グループ全体を支える大黒柱的な存在だった。
ある芸能プロスタッフは「スタッフやメンバーもプロ意識が高い秋元ファンが多かった。ハードスケジュールで腎臓結石を患っても痛みに耐えてすべての仕事をこなし、最近でもスタジオ撮影で、休憩中に一人で小さなポータブルプレーヤーを取り出し、新曲のダンスの練習をしていた。プロ意識はずっと変わらなかった」と明かす。
誰からも愛されたメンバーがまた一人、劇場から巣立っていった。
最終更新:8月28日(水)21時21分
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