東スポWeb 8月26日(月)11時0分配信
あっちゃんがバラエティー番組封印!! 国民的人気アイドルグループ「AKB48」を昨夏卒業し女優に転身した前田敦子(22)を、バラエティー番組で見る日はもうなさそうだ。所属事務所は、多くのお笑い芸人を抱えバラエティーに強い太田プロ。なのに、その“コネ”を使って露出しないのは、女優一本でいきたい本人の強い意志の表れだという。
前田にとって今年は、女優として大きく飛躍する1年となりそうだ。
5月公開の主演映画「クロユリ団地」は、興行収入10億円を突破する大ヒット。「公開スクリーン数が全国で162とそれほど多くないのに興収10億超とは、これはかなりスゴイ数字」とは映画関係者だ。
今秋公開予定だった日中合作映画「一九〇五」は、尖閣問題余波で撮影が進まず、製作・配給元の倒産で製作中止となってしまったが、最新主演作「もらとりあむタマ子」(11月23日公開)は韓国・釜山国際映画祭への出品が決まった。
飛躍の裏にあるのが、バラエティー番組の封印だ。芸能プロ関係者が明かす。「多くの出演CMがあるんでテレビによく出てるイメージがあるが、バラエティーにはほとんど出ない。所属がお笑いに強い事務所だから、その気になればいくらでも出演は可能なのに…」
同じ太田プロ所属のAKB大島優子(24)は、レギュラーの「ほこ×たて」(フジテレビ系)などバラエティー番組に多数出演している。一方の前田が最近出たのは、16日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)くらいだが、これはバラエティーというよりトーク番組だ。
同関係者によれば「前田が今後出るとしたら、こういったトーク番組くらいになるだろう」とのこと。
バラエティー系の仕事はやらない分、本紙既報通り前田は、芝居の勉強に専念しているという。
「演劇を鑑賞したり、自宅でもいろんな映画のDVDを見まくって勉強している。一流女優になるため、ものすごく努力しているそうだ」と同関係者。
もともと前田は、AKB在籍中から「バラエティーは苦手」と公言していた。それもあって卒業後は「女優一本」に絞った。一時は出演作が振るわず「大コケ女優」などとやゆされたこともあったが、それにもめげずに続けた努力が今、実りつつある。
将来的には「お笑い系の太田プロだが高島礼子ら大物女優もいるし、前田もそういう路線を歩むのでは」との観測もある。
最終更新:8月26日(月)15時4分
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