ハイスクールD×D〜転生者ツナの戦い〜 (伊豆の踊り子)
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旧校舎のディアブロス/転生

俺こと沢田綱吉は今白蘭と対決している。
これは、自分のファミリーであるボンゴレファミリーと
白蘭率いるミルフィオーレファミリーとの戦いの最後であり
決着がつくはずだった。

「ん……ここは何処だ?俺は今白蘭と戦っていたはず」

「君達は今僕らのミスで死んでしまったのだよ」

そこにいたには少し背の小さい翼の生えた男であった。

「お前は誰だ?それでミスって何だ?」

「僕は君らがいう『神』にあたるものさ。そしてミスというのは
誤って君達を殺してしまったのさ」

神が俺を殺した?流石の俺もこんな出来事は初めてなので驚いている。

「じゃぁ俺はもう生きることはできないのか?」

「いいや。できるよ。というよりさせてあげたい。何たって僕らのミスで
死なせてしまったのだからね」

生きることができると聞いた時は安心した。

「じゃぁ今すぐにでも「ただし」ただし?」

「元の世界には戻ることは出来ない。その代わり転生して新しい世界に行ってもらう」

「新しい世界?そこはどんな世界なんだ?」

「そこはね、《ハイスクールD×D》の世界なんだ」

「ハイスクールD×D?何だその世界は?」

「簡単に言うと天使、堕天使、悪魔の三陣営が戦争をしていて
尚且ついろんな神話の神様もいるんだ」

「そんな世界があるのか……」

「どう?行きたいと思ったかい?」

俺はしばらく考え……

「俺をその世界に連れていってくれ」

「分かったよ。じゃぁ送るね!」

俺は光に包まれた。

転成してから早いもので俺はもう高校2年だった。
あ、因みに転生
直後は産まれたての赤ちゃんだった。
そして何やら神曰く『チート特典』というのをくれた。
その特典は
・今までいた世界と同じものが使用可能 例.ボンゴレリングとか
・大幅な身体能力の向上
・悪魔側の偉い人所謂四大魔王とは面識済みであり対等な関係を結べている
・俺のボンゴレX世の守護者の武器または能力が使える例.時雨金時とか
・大空の属性すべての炎が使える
この普通に考えてあり得ない設定が転成後の沢田綱吉にはあった。

「あ〜俺にも彼女できないかなぁ〜」

こう呟くのは俺の親友で兵藤一誠ことイッセーだ。

「イッセーの煩悩さえ治せれば俺は大丈夫だと思うよ」

「お前はいいよなぁ、結構女子にモテるし」

そう、何故か俺は度々告白される。理由は旦那にしたいからだそうだ。

「あはは…」

「あ!あれは駒王学園の二代お姉さまの一人、リアス・グレモリー先輩じゃねぇか!」

イッセーが見た先には紅い髪の毛のリアス・グレモリー先輩がいた。

「イッセーには到底見合うとは思えないけどね〜」

「うるせぇぞ!お前にこの気持ちがわかるか!」

俺らはそんなことを駄弁りながらさっきまで休憩していた旧校舎を後にした。

ーリアスsideー
今の子達…なにか力を感じるわ。
あの元気そうな子はまだ眠っている感じね。
けれどもう一人の子はとても強い力が目覚めている。
これは早急にこちら側『悪魔』に引き入れるべきだわ。

ーリアスside endー

次の日イッセーに彼女ができたそうだ。
名前は天野有麻というらしい。
もう、イッセーは有頂天であり、校内ではその話題で持ちきりだった。
けれど俺には危険な感じがすると思っていた。
俺の『超直感』がそう伝えるからだ。
だからこそ俺は親友として

「イッセー、天野さんには十分な注意を払うんだよ?いいな?」

と忠告をしておいたところ

「おう!有麻ちゃんを傷つけようとする奴がいたら俺が相手をしてやるぜ!」

こう帰ってきたのだ。
はぁ……これで大丈夫なんだろうか

♢ ♢ ♢

数日後イッセーがリアス・グレモリー先輩と一緒に登校するところを見た。
あれ?天野さんは?
とは思わなかった。
だってイッセーから悪魔の気配がするからだ。



どうも、伊豆の踊り子です!
今回いかがだったでしょうか?
基本はツナ目線で書きますのでもしかしたら一部省くかもしれませんが
よろしくお願いしますm(_ _)m


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