2020年夏季五輪の東京招致に反対し、デモ行進する人たち=4日午後、東京都新宿区【拡大】
2020年夏季五輪の東京招致に反対する市民団体「反五輪の会」が4日、東京・新宿の繁華街でデモ行進し、約70人の参加者が「オリンピックはいらない」と訴えた。
ホームレス支援や反原発などの活動をしているメンバーらが結成。「招致活動は税金の無駄。五輪に伴う再開発で貧困層が立ち退きを迫られる」と主張している。
参加者は太鼓やトランペットを鳴らしながら約2・5キロをパレード。リズムに合わせて「招致はやめろ」と声を上げた。
メンバーの一人、首藤久美子さん(42)は「招致ムード一色で違和感を覚える。税金を無駄遣いしたつけは将来必ず回ってくる」と話した。(共同)