ニュース詳細
共同通信社 野球の写真を偽装9月17日 23時6分
共同通信社の大阪支社のカメラマンが、プロ野球の3つの試合で本塁打を打った選手の写真だと偽って、同じ選手の別の打席の写真を配信していたことが分かりました。
共同通信社によりますと、大阪支社編集局の28歳の男性カメラマンが去年5月と9月、ことし7月にプロ野球の試合を取材した際、本塁打を打った選手の打席の写真と偽って別の打席の写真を配信していたということです。
社内調査に対してカメラマンは、「本塁打を撮り損なった失敗を正直に言い出せず、ほかの写真を持ってきても分からないという甘い気持ちがあった」と、話しているということです。
今月上旬、このカメラマンが試合のあと、写真を送るのに手間取っていたため上司がただしたところ、写真を入れ替えようとしていたことを認め、過去の偽装が発覚したということです。
共同通信社の中屋祐司総務局長は、「真実を伝えるべき報道機関として許されない行為でおわびします。過去にさかのぼって調査するとともに、関係者を厳正に処分し、再発防止策を講じます」とコメントしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|