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八幡製鉄所など世界文化遺産に推薦へ
9月17日 13時40分

八幡製鉄所など世界文化遺産に推薦へ
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菅官房長官は閣議のあとの会見で、ユネスコの世界文化遺産への登録を目指して、福岡県の八幡製鉄所など九州や山口県を中心とした「明治日本の産業革命遺産」を推薦することを発表しました。

ユネスコの世界文化遺産への登録を巡っては、文化庁の委員会が「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の推薦を決める一方、政府の有識者会議は山口県と九州を中心とした「明治日本の産業革命遺産」を推薦することを決めました。
こうしたなか、菅官房長官は閣議のあとの会見で、福岡県の八幡製鉄所や長崎県の長崎造船所など九州や山口県と中心とした8つの県の28の資産で構成される「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産に推薦することを発表しました。
そのうえで「いずれも甲乙つけ難いが『明治日本の産業革命遺産』は、日本がものづくり大国となる基礎を作った歴史を物語っている。また、釜石の遺産を含んでおり、わが国の最優先課題である復興支援にも大きく貢献する。さらに、世界に例のない稼動中の民間企業による大規模な工業関連施設の登録は、文化遺産の保全に新たなモデルを提示するものだ」と述べました。
政府は、今月中にユネスコに暫定版の推薦書を提出し、再来年の世界遺産委員会で登録するかどうか審査される見通しです。

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