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IAEA総会 イランが対話路線を強調
9月17日 10時4分

IAEA総会 イランが対話路線を強調
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IAEA=国際原子力機関の年次総会でイランのサレヒ原子力庁長官は「IAEAとの協力を拡大したい」と述べるなど、ロウハニ大統領が掲げる国際社会との対話路線を繰り返し強調し、欧米と厳しく対立した前政権との違いをアピールしました。

IAEAの年次総会は16日にオーストリアのウィーンで始まり、新たに就任したイランのサレヒ原子力庁長官が、各国の代表を前に演説を行いました。
その冒頭でサレヒ長官は「ロウハニ大統領が就任したことで、より建設的で有益な協力への道が開かれた」と述べました。
さらにサレヒ長官は「IAEAとの協力を拡大し、いわゆるイランの核開発問題と呼ばれるものを終わらせるという新大統領のメッセージを持ってやってきた」と述べ、ロウハニ大統領が掲げる国際社会との対話路線を繰り返し強調し、欧米と厳しく対立した前政権との違いをアピールしました。
一方でサレヒ長官は「平和目的で核を利用する権利については絶対に妥協しない」と従来どおりの主張もしていることから、外交筋の間では本質的には変わっていないという見方も出ています。
IAEA総会に出席しているアメリカのモニツエネルギー長官は、「ことばには具体的な行動が伴わなければならない」と話し、まずは今月27日に行われるIAEAとの協議の場でのイラン側の対応に注目が集まっています。

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