メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トピックス
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

汚染水対策、IAEA総会で報告 各国から疑問噴出

写真:福島第一原発の現状について、日本政府主催の報告会でパネリストの説明に耳を傾ける各国専門家ら。多数の立ち見が出た=ウィーンのIAEA本部、喜田尚撮影拡大福島第一原発の現状について、日本政府主催の報告会でパネリストの説明に耳を傾ける各国専門家ら。多数の立ち見が出た=ウィーンのIAEA本部、喜田尚撮影

写真:福島第一原発の現状について日本のパネリストたち(奥)から説明を受ける各国の専門家ら=ウィーンのIAEA本部、喜田尚撮影拡大福島第一原発の現状について日本のパネリストたち(奥)から説明を受ける各国の専門家ら=ウィーンのIAEA本部、喜田尚撮影

 【ウィーン=喜田尚】16日にウィーンで開会した国際原子力機関(IAEA)の年次総会で、日本政府は、放射能汚染水漏れなど東京電力福島第一原発の現状を説明する独自の報告会を開いた。詳細な情報を提供して各国専門家の理解を得る狙いだったが、会場からは政府の取り組みについて様々な疑問の声が上がった。

 報告会には経済産業省、環境省、原子力規制委員会のほか、電力会社と原子炉メーカー、研究機関で作る「国際廃炉研究開発機構」からもパネリストが出席。スライドを使いながら約1時間、汚染水漏れの詳細な状況や対策について説明し、除染作業や廃炉についても各機関の取り組みを紹介した。

 しかし、立場が異なるはずのパネリストが並んだこともあって、各国代表団の専門家から「日本が原子力規制委員会を設立したのはよかったが、(電力会社、政府、規制当局の間に)まだ立場に混同があるのでは」との疑問の声が出た。

続きを読む

最新トップニュース

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料会員登録はこちら

朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

朝日新聞デジタルが、今ならずっとたったプラス500円。詳しくはこちら。

PR情報

検索フォーム

おすすめ

日清戦争の屈辱を晴らすための念といえる「中国夢」とは?習新体制の対日外交を占う。

「東電さん」の恩恵を受け、「ふくいち感謝デー」にも毎年参加していた生活が一変して…。

禁漁になったら食べていけなくなる。漁協が考えついた苦肉の策は……。

「ゲリラ豪雨」への対策はまだ不十分。幾多の風水害の経験をどう生かしていくか。

人命優先で後回しにされた動物たちの「いのちの記録」は重い教訓を残している。

魚の放射能汚染を調べたいのに、船も検出器も技術もない――海に生きる人々の苦悩を追う。

注目コンテンツ

  • ショッピング旅のお供はコンパクトに

    機能充実の極小デジカメ

  • ブック・アサヒ・コム軍艦島のすごい建物と歴史

    写真や図面で徹底解説

  • 【&M】フランクフルト自動車ショー

    9月22日まで一般公開中

  • 【&w】フクロウの飛び方と人の関わり

    生き物の声を届けるアート

  • Astand自主的に通学 109年前

    犬だって学校に行きたいの!

  • 朝日転職情報

  • 就活朝日2014

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター

※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。